【第二章】天体撮影のトリセツ【第一回】

1月31日(水)の晩は皆既月食!

2018.01.28
トリセツ編集部/山口千宗
2014年10月8日の皆既月食・皆既食の終わり5分前。|
20時19分 EOS5D mk3  530mmF5  1/5秒 ISO1600
2014年10月8日の皆既月食・皆既食の終わり5分前。
20時19分 EOS5D mk3 530mmF5 1/5秒 ISO1600 zoom

みなさん、お久しぶりです!「天文リフレクションズ」編集長の山口です。

昨年10回に渡って「天体撮影のトリセツ」を連載させていただきましたが、このたび晴れて続編を連載させていただくことになりました!

題して「続・天体撮影のトリセツ」。

柔らかい切り口と易しい解説はそのままに、もう一段突っ込んだ「星空」と「天体撮影」の世界にご招待します!

引き続きよろしくお願いいたします!

1月31日(水曜日)は皆既月食!

早速ですが今回のテーマは今月末31日に迫った皆既月食の直前ガイドです。

ところで「皆既月食」ってどんな現象だかご存じですか?

国立天文台 皆既月食(2018年1月31日)

一言でいうと皆既月食とは「満月」の晩に月が「地球の影」の中にすっぽりと入ってしまう現象。

上の図の「本影」というのが「地球に月が全部隠されてしまって暗くなっている」ところ。

半影」というのは「地球に月が一部隠されて少し暗くなっている」ところになります。

地球は月の4倍の大きさがあるため、「地球の影」は月よりもずっと大きく、月をすっぽり隠してもまだ余裕。

今回の月食の場合、1時間17分もの間、月は地球の影にすっぽり隠されることになります。

国立天文台 皆既月食(2018年1月31日)

今回の月食は「欠け始め(部分食の始め)」が20時48分、最も月が暗くなる「食の最大」が22時30分、「欠け終わり(部分食の終わり)」が0時11分。月食は月が空に出ていれば、日本中どこでも同時進行。月は冬の澄んだ空に高く昇っているので、お天気さえ良ければ素晴らしい天体ショーが見られることでしょう。



山口千宗
【天文リフレクションズ/山口千宗】

日本唯一の?天文ファンのための全方位キュレーションサイト/その編集長。 天文ファン500万人化を目指して日々絶賛情報発信中。五感で感じる星空体験がモットー。天文宇宙検定2級。夢はベテルギウスの超新星爆発を見届けること。