みなさんこんにちは。
「きれいな星空は、好きですか?」
ほら。「月がきれいですね」
満天の星、暗闇を照らす輝く月。
都会の喧噪を離れ星空の下に身を置くことで、あなたの心はいくつもの感動に満たされることでしょう。
その美しさと体験を「写真」に残してみませんか?
宇宙との出会い、自然との触れあい、大切な人と過ごした時間。
眼に映る映像と心に刻まれた思い出を、世界でたった一枚のあなただけの「写真」に。
はじめまして。天文リフレクションズ編集長の山口千宗(ちひろ)です。
この連載では、あなたをこれから天体撮影の世界にご案内します。
私たちの頭上できらめく天体たちをより楽しむ方法や、より美しく写真に残す方法を、ひとつひとつ解説していきます。
必要なものは、美しさを感じる心とほんの少しの準備、そしてこの「天体撮影のトリセツ」をお読みいただく根気だけです。
さあ、一緒にはじめましょう!
星空体験の魅力
満天の星で埋めつくされた夜空は、光の織りなすファンタジーの世界。
星空に触れるひとときは、日常生活のストレスから解放された癒しの時間です。
また、輝く一つ一つの星は、光でさえも何十年、何万年とかかるようなはるか遠くの宇宙空間から届いたもの。そんな宇宙の壮大なスケールに思いを寄せるとき、自分というちっぽけな存在に逆に勇気を与えてくれます。
星空の下で自然に向き合う体験は、「眼で見る」だけのものではありません。波の音、動物の鳴き声。森や草の香り。ほほを撫でる風。人間のもつ感覚全てを動員した体験なのです。
【連載】天体撮影のトリセツ
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日本唯一の?天文ファンのための全方位キュレーションサイト/その編集長。 天文ファン500万人化を目指して日々絶賛情報発信中。五感で感じる星空体験がモットー。天文宇宙検定2級。夢はベテルギウスの超新星爆発を見届けること。