旅行時、あるいは飲み会や残業で帰宅が遅くなりそうなとき「うちの猫は元気にしてるだろうか」と気になってしょうがないもの。溺愛ですな。実際、外出時の猫チェック用にカメラを仕掛けてた友人がいました。そこまでじゃなくても、猫を飼ってる人はたいてい飼い主がいないときに猫が何をしているか気になるのが普通です。
そんなときに活躍するのが家庭向けの監視カメラ……ネットワークカメラといってもいいでしょう。普通は留守中のチェックや防犯用に使われますが、実は外出先からのペットチェックに特化したネットワークカメラがあるのです。
旅行中など留守中のペットの様子を見たい、飼ってる猫が気になっておちおち飲み会にも行けない、最近元気がないけど大丈夫だろうか、などなどそういうペットラヴな人たち専用の製品です。
それが日本エイサーから出ている「PAWBO+」(パウボ)
白くてつやつやしてつるんとした縦長タマゴっぽいボディのネットワークカメラです。
これがPAWBO。電源ケーブル1本だけの完全ワイヤレス機器
とにかくペットのための、いや飼い主のためのカメラ。
カメラはペットの様子が分かるよう少し下向きにつけられてますし、外出先からペットとコミュニケーションするための機能まで持っているのです。
それを簡単にいうと、遠くから猫に話しかける機能、音で猫を引き寄せる機能、おやつを上げる機能、レーザーのオモチャで猫と遊ぶ機能の4つ。
いつでもそのまえにPAWBOを家庭のWi-Fiネットワークに接続するところから。
まずは接続
まずはPAWBOを家庭内のWi-Fiアクセスポイントに接続し、ネットワークに入れる必要があります。
PAWBOの電源を入れ、スマホにアプリをダウンロード。
PAWBO Lifeアプリを使います
画面の指示に従い、スマホがPAWBOを認識したら、PAWBOにWi-FiルーターのSSIDとパスワードを転送し、PAWBOがWi-Fiルーターへつながるのを待ちます。
Pawboを繋いで電源を確認したら、しばらくしてPawboを自動認識します
指示に従って、PawboをつながるWi-Fiルーターをスマホ側から指定。
このときWi-Fiルーター側の条件があります。
まず「2.4GHz帯」のチャンネルであること。最近のWi-Fiは2.4GHz帯と5GHz帯のデュアルバンドがメインですが、Pawboは2.4GHz帯を使います。
もうひとつはセキュリティが「WPA2」になっていること。
うまくいかないときはWi-Fiルーターの設定を見直しましょう。
Wi-Fiにつながればあとは指示に従って進めるだけと簡単です。
カメラが動作し、使い方の画面が現れます。
日本エイサー
PAWBO+(パウボプラス)
老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。