屋外からチェックして録画!
ひととおり遊んだら、実際にどのくらい役立つか外出先から試してみましょう。
まず帰宅前の地下鉄の駅で、ふと猫の様子が気になってPAWBO LIFEを起動。
たいして待たされることなく、部屋の様子がぱっと写りました。
外からのアクセスだと4G回線になるので画質はやや落ちますが、十分部屋の様子はわかります。
こんな感じです。でも残念ながら猫の姿は見えず。呼んでもきてくれませんでした。
さて別の日、同じように何気なくアプリを立ち上げたら、ちょうど猫が。これはうれしい。
思わず猫の気をひくためにレーザーをオンにし、近づいたところで「カメラボタン」をタップ。
カメラボタンをタップするとそのシーンを撮影してくれます。
こちらが撮影した写真です。画像サイズは1280×720です。
動画でも録画できます。あらかじめdropboxかgoogle driveの設定をしておくことでクラウドに保存されます。
こちらは実際に屋外から家のPAWBOをチェックして録画したもの。ちょうど猫がいたので、レーザーで気を引いてみました。
夕刻の暗い部屋でみつけたうちの猫。動画は1280×720で保存されます。
画質がやや悪いのは、明るさのせい。
ちょうど日没したあとくらいで、部屋の灯りはついてないという悪条件(何しろ留守中ですから)を考えれば、これだけ明るく撮れてくれれば十分といえましょう。
そもそも画質よりも、猫の様子をチェックするためのカメラなのですから。
猫飼いなら絶対欲しくなる製品でヤバい!
猫飼いのみなさま、たぶんこれ、触らない方がいいです。触ると欲しくなります。飼い主が外出してるとき、猫がどこで何をしてるか気になる人はヤバいです。その上、猫が近くにいたらおやつとかで遊べるんですからなおさらヤバい。
複数のスマホを登録できるので、家族がそれぞれアプリをいれれば、それぞれが好きなときにペットの様子をチェックできます。
ペットに特化したカメラですから、防犯カメラのように動きを検知したら自動録画してくれるとかカメラの向きを変える機能はありません。あくまでもペット用。
外からリモートでカメラを左右に回転させる機能くらいは欲しかったかなと思いますが、ペットと遊ぶ機能を重視したためでしょう。
多角的にペットをチェックしたいなら、ペットの寝床など一番よくいる場所と、エサがあるところなど複数設置するといいかも。
監視メインなら、カメラの向きを外からコントロールできる製品や、ペットが前を横切ったら自動録画してくれる製品が便利ですが、ペットと遠隔で遊びたい、ペットをカメラの前に呼びたいというのならPawboがメチャ楽しめるかと思います。
今回は猫の話しかしてませんが、犬でもOkです。ただ犬がぶつかるとPAWBOがコケちゃうので、そのときは壁に固定するのがよいでしょう(壁や柱に固定するためのフック用の穴もついてます)。
監視カメラというとしかつめらしいけれども、このように遊び心があって愛嬌のあるデザインなら家においてもいいかも、と思わせてくれる面白い製品でした。
日本エイサー
PAWBO+(パウボプラス)
老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。