解説:デジカメライター 荻窪圭
ギュイーン: おはようござます!ギュイーン徳川です。今日はカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2017」の会場であるパシフィコ横浜に来ております。今日はこの会場をいろいろとまわりながら僕なりに気になったところを捉えつつ、カメラライターの荻窪圭さんにも一緒にまわっていただきます。僕テキトーなことしか言わないので(笑)荻窪さんに詳しくフォローしてもらいながら、今日は一日楽しんでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
荻窪: どうぞよろしくお願いします。私がテキトーに解説します。(笑)
ギュイーン: アレ!?テキトー同士じゃ駄目じゃないですか。(笑)じゃ行きましょうか!
ギュイーン: さあ、Panasonicブース。もちろん目玉はこちらですよ!
荻窪:今お借りしてきました、新製品の「LUMIX DC-GH5」です。
ギュイーン: これはね僕ギュイーン徳川、YouTubeでもずっとGHシリーズのカメラを使ってきた者としては、ほんとにねもう待ちに待った機種なんですよ。待ちくたびれた・・・
荻窪: ギュイーンさんは動画で、私は静止画をメインに撮ってるんですけど、今回のはね凄いです!実際にデモを見せてもらったら目が点になったんですけど、コレ!
荻窪: Panasonicさんは4Kフォトっていう、4K動画をベースにそこからスチールの写真を取り出すことをずっと行なってきたんですけど、今度6Kになりました。4Kから6Kになると一枚あたりの画素数が全然違うんですよ。しかもですよ、切り出す時に前後の絵を見てノイズを減らしたり、歪みを減らしたりする技術を使うんで、すっーごく綺麗なんですよ。シャレになってないですよこの6Kフォト!
ギュイーン: 僕は動画ユーズとして考えていて、メーカーさんも動画推しな感じがあったんですけど、静止画も凄いということですよね。
荻窪: 静止画も凄いです!しかも使い勝手も握りやすくて、ダイヤルやレバーの構成がすごくいいんです。全部親指で操作できるところに一通り揃っていて、新しくスティックが付いたことでAFのポイントも簡単にタッチパネル+スティックの好きな方でできるという使い勝手も良くなっています。
ギュイーン: あと「GH4」ユーザーからしてみれば、動画の時ちょっと画角がクロップしてしまうところがあったんですけど今回はそれが無いと、そこもほんとにいいなと思っているところなんですけどね。
荻窪: 動画が撮れるデジカメはいっぱいありますけど、動画撮影の時はセンサーの設計の都合でセンサーを端から端まで使わないで、どうしても使いやすい真ん中を切り取って使っていたんですけど、GH5では端から端までフルに使えるのでレンズの画角をそのまま活かせるんです。
ギュイーン: それとボディ内手ブレ補正が付いたということですが?
荻窪: はい、最近のPanasonicさんのカメラはそうなんですがボディ内5軸の手ブレ補正が付いて、しかもレンズにも手ブレ補正が付いていると、レンズとボディの手ブレ補正がリンクした「Dual I.S.2」というより手ブレ補正の効果を高めてくれる機能が付いたので、静止画用に手ブレ補正もしっかりと効くいいカメラになっています。
パナソニック
LUMIX DC-GH5
老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。
2011年「ビデオデザイナー」を名乗り、YouTubeに動画投稿開始。歯に衣着せぬ関西弁のレビューとクオリティの高い編集が人気を呼ぶ。2015年、YouTube動画を通じて松岡宏行と出会いスイスイ株式会社の動画マーケティングディレクタに就任。