【CP+2017特集 Vol.2】FUJIFILM GFX 50S【トリセツ×ギュイーン徳川×荻窪圭】

2017.03.03
トリセツ編集部/荻窪圭ギュイーン徳川
MC:スイスイ株式会社 動画マーケティングディレクタ ギュイーン徳川
解説:デジカメライター 荻窪圭

ギュイーン: FUJIFILMのブースへやって来ました!目玉機種「GFX」を見ていきましょうか。

荻窪: はい、今回一番人気なのがFUJIFILMブースなのでじっくり見ていきたいと思います。一番の目玉が「GFX」という新しいシリーズです。

GFX大きさ

荻窪: FUJIFILMさんずっとAPCサイズのXシリーズを主役でやってきたんですけど、とうとうフルサイズを飛ばして中判のコレ、デカイ・・・

ギュイーン: デカーーーイ、めっちゃデカイ!

GFXを構える荻窪さん

荻窪: このデカイのが特徴で、そのかわり大きなマウントの新しいレンズシリーズを出しました。これがねー、ヤバいくらいに高画質なんですよ。どれくらいってもうシャレになってないくらい。五千万画素超の解像度で、なおかつセンサーがデカイのでムチャクチャ背景がボケる。ボケのコントロールが凄く綺麗にできるので風景写真やスタジオ写真のプロ。そして道楽!(笑)

ギュイーン: 道楽っ!(笑)

荻窪: もうカメラ道楽の人はコレ買わないで何買うくらいの!(笑)

ギュイーン: ロマンの塊って感じですかね。

GFXのファインダーを外す

荻窪: ファインダーが付いてますが外れるようになってまして、こうするとコンパクトな背面モニターだけで撮るスタイルになります。

荻窪: なおかつ「X-T2」と同じように背面モニターがタテにも開くのでタテ位置のローアングル、ハイアングル撮影もできます。

荻窪: 操作はFUJIFILMのXシリーズの特徴であるマニュアル系で絞りリング、シャッタースピード、ISO感度を自分でコントロールをして自在に撮れます!

GFXレンズ

ギュイーン: これレンズはどんな感じで発売されるんでしょうか?

荻窪: 今同時に三本出ていて、この先ロードマップが公開されています。なんかXシリーズのユーザーからはGFXばかりに力を入れないで「Xシリーズのレンズもよろしく」って声が出ているみたい。(笑)それと中判の大きなレンズでありながらレスポンスがすごくいいので、普通に無理しなくてもシャカシャカ撮れるのが素晴らしいところです。

ギュイーン: シャッター音もほんと小気味のいい感じですよね。

GFX行列

荻窪: 今一番注目のカメラでCP+も開場した途端ズラッと人が並んで、多分一時間待ちくらいになるんじゃないですかね。

ギュイーン: 是非!見逃したくない機種ですよね!


ギュイーン: まずは、深度合成撮影にチャレンジ!こういうディスプレイになっていてマクロのレンズが付いてます。ちょっと、荻窪さんにやってもらいましょう。

荻窪: マクロ撮影時はピントの合う範囲が凄く狭いので、全体にピントを合わせたりするのが大変なんです。絞り込んでも難しい。そこでピント位置を変えながら8枚撮影して、その8枚を合成して全部にピントが合う、つまり遠くまでピントが合った一枚を作ろうというのが深度合成撮影です。






ギュイーン徳川
【動画マーケティングディレクタ ギュイーン徳川】

2011年「ビデオデザイナー」を名乗り、YouTubeに動画投稿開始。歯に衣着せぬ関西弁のレビューとクオリティの高い編集が人気を呼ぶ。2015年、YouTube動画を通じて松岡宏行と出会いスイスイ株式会社の動画マーケティングディレクタに就任。


荻窪圭
【デジカメライター 荻窪圭】

老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。