3万円コース
「オトナでも楽しめる」コースがこの価格帯。
予算が3万円あれば、もうすこし対物レンズの「口径」が大きく、より「よく見える」製品が射程内に入ってきます。
また、架台に「微動装置」が装備されてくるのもこのクラスから。「微動装置」があれば、目的の天体に向けて細かく望遠鏡を動かすことができるため、使いやすさが大幅に上がってきます。
このクラスのイチオシは「ビクセン・ミニポルタA70Lf」。
ビクセン ミニポルタ A70Lf 39941
※本文内の価格情報は2018年5月15日時点でのAmazon.co.jpの価格です。
対物レンズの口径は70mmと大きくなり、伸縮式の三脚に微動装置の付いた架台で、ひととおりの天体をストレスなく楽しめるようになります。
サイズもそこそこコンパクト(総重量5.3kg)なので、車に積んで星のよく見える野外に持ち出すことも簡単です。
スコープテック アトラス60 天体望遠鏡セット STA60
※本文内の価格情報は2018年5月15日時点でのAmazon.co.jpの価格です。
入門者に使いやすいと評判のスコープテック社の製品で、架台に微動装置の付いたタイプです。 口径は60mmと一回り小さいですが、性能の評価はとても高いようです。
セレストロン Omni XLT AZ80 CE22149
※本文内の価格情報は2018年5月15日時点でのAmazon.co.jpの価格です。
予算をややオーバーしてしまいますが、口径が80mmと1ランク大きいのが魅力。もちろん微動装置つきです。
ビクセン モバイルポルタ A70Lf 26158
予算をややオーバーしてしまいますが、ポルタA70Lfの後継機。(公式情報では夏頃に発売予定)。 架台を持ち運びしやすいように「畳める」ようになっています。
5万円コース
予算が5万円になると「入門用フラッグシップ」級の製品がターゲットに入ってきます。
ここまでくると、いわゆる「天文マニア」でもじゅうぶん満足のいく見え方と使い勝手です。
このクラスの定番の製品が「ビクセン・ポルタIIA80Mf」
ビクセン ポルタII A80Mf 39952
※本文内の価格情報は2018年5月15日時点でのAmazon.co.jpの価格です。
架台の強度もじゅうぶんで汎用性があり、将来もっと高性能な鏡筒に換装して使用することも可能。予算に余裕があるならぜひこのクラスを選びたいものです。
ただし…このクラスになると、それなりの重さになってきます。上のポルタIIA80Mfの場合、総重量は9.0kg。最初の1台に選ぶには、勇気が必要な重さといえるでしょう。
おうちの中に組み立てて置いておくにも存在感が^^; でてきますし、車への積みおろしもだんだん負担になってくるサイズ。
そこまで本格的でなくても…というのなら、クラスダウン するのも一つの選択でしょう。
スコープテック アトラス80 天体望遠鏡セット STA80
※本文内の価格情報は2018年5月15日時点でのスコープタウンの価格です。
使いやすさとよく見えることで定評のあるスコープテック社の最上位クラスの製品です。
スターベース STARBASE 80
※本文内の価格情報は2018年5月15日時点でのスターベース東京の価格です。
東京・秋葉原の天体望遠鏡専門ショップ「スターベース東京」のオリジナルブランド品です。スコープテック社の製品と同様メイドインジャパン。総重量は6キロ。
日本唯一の?天文ファンのための全方位キュレーションサイト/その編集長。 天文ファン500万人化を目指して日々絶賛情報発信中。五感で感じる星空体験がモットー。天文宇宙検定2級。夢はベテルギウスの超新星爆発を見届けること。