【CP+2019レポート:第1回】リコー・ソニー・ニコン編 (1/3)

2019.03.06
トリセツ編集部/荻窪圭
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パシフィコ横浜の入口。写真のわくわくに出会おう!というポスターが出迎えてくれる。

2019年もこれがないと始まらない!カメラ界の正月イベント、「CP+」(シーピープラス)が開催されました。

CP+は「CAMERA & PHOTO IMAGING SHOW」の略。略と言っていいかどうかは微妙ですが、カメラとフォトで「CP」というわけです。

今回は「CP+10周年」。0年しかたってないの?と思われるかもしれませんが、実はCP+の前身となるイベントとして「フォトイメージングエキスポ」がありました。さらに、そのルーツとなるのは、第1回開催が1960年に行なわれた「日本カメラショー」という伝統あるイベントなのです。

場所は横浜市のみなとみらいにある「パシフィコ横浜」。2月28日から3月3日までの4日間で目標来場者数は7万人。はたして到達できたでしょうか?

雨のパシフィコ横浜へ行ってきました(2回取材に行ったのですが、どちらも雨!ちなみにそれ以外の日は晴れていたようです)。

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CP+に求めるものは人それぞれですが、大きく分けて2つあります。

ひとつは製品を実際に手に取って確かめられること。発表されたばかりの新製品を発売前に触ることができるだけでなく、既存の製品でも購入を考えている人にとっても、実機に触れながらメーカーの人に直接質問したり解説してもらったり試し撮りできる貴重な機会です(それも全メーカー勢揃い)。

もうひとつはセミナー。会議センター棟ではさまざまなセミナーが開催されていますし、展示会場でも各社ブースで写真の撮り方や製品説明などのステージが開催され、人気ステージは通路まで人がはみだして交通整理が必要なほど。

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オリンパスのステージにて。写真家の中藤毅彦さん、コムロミホさんのクロストーク。

ここでは展示会の様子を3回に分けてレポートしましょう。

出入口は3箇所にありますが、一番奥から入り、手前から出てくるのが基本。

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1回目は外周に沿って、リコー、ソニー、ニコンと回ります。

一番奥にある入口から入って、すぐに見えるのがリコーブースです。







リコーの新型GRと新型THETAは要注目

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リコーブースでTHETA Vで撮影した全天球画像から切り取ったもの。
THETAとPENTA100周年。さらにGRが展示されていました。

リコーブースはリコーコーナーとペンタックスコーナーがあります。ペンタックスは100周年。

新型ボディの発表はありませんが、ブースの奥にユニークなカスタムモデルが展示されていました。戦闘メカっぽい外装がたまりません。

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ペンタックス KPのカスタムモデル。色艶が武器っぽくてなんだかカッコいい。

各社ともコンパクトデジカメを減らしている中、ペンタックはタフネスコンデジの新製品を展示。リングライトの照度が10倍になり、部分的に照らすこともできます。水中撮影やマクロ撮影に便利なWG-6です。

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コンパクトデジカメが頑張っているわずかなジャンルのひとつが防水タフネス機。
好きな方向から光らせることができるLEDがマクロ撮影に便利。

新製品で賑わっていたのはリコー。

APS-Cサイズセンサーになって3代目のGR IIIはCP+直前に発表されたばかりのバリバリの新製品。手ブレ補正が搭載されて小さく軽くなった上に、OSをイチから作り直したフルモデルチェンジだそうです。でも見た目はGRそのもの。ロングセラーになりそうなカメラです。

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見た目はあまり変わらないが、よりストイックになり、性能もぐんとあがったGR III。
GR健在を示してくれました。

限定でブルーのリングがついてきます。

もうひとつ、THETAも上位モデルが登場。イメージセンサーが1/2.3型から1型へぐんと大きくなり、画質が数段アップしました。

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リコーブースではTHETA Z1の解説やデモが行われていました。

価格もかなり上がったのが悩ましいところですが、1型センサーを細いボディに入れるために、プリズムを駆使して3回屈折させるような高難易度の技術を使っているので仕方ないのかも。

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左がTHETA Z1。右のTHETA Vに比べると、一回り大きくなり画質がぐんと上がりました。


荻窪圭
【デジカメライター 荻窪圭】

老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。