ニコンはNoctが大人気
会場のカメラブースを順番に回っています。
3番目はニコン。こちらも体験コーナーがベースです。
コンパクトデジカメの新製品も出ていましたが、ここの注目はなんといってもフルサイズミラーレス一眼のZ 6とZ 7。いつもはD850などの主力デジタル一眼レフが前面に出ていましたが、今年はミラーレスが主力ですね。
Z 6とZ 7は2018年発売の製品ですが、非常に多くのユーザーを抱えているニコンのこと、実機にちゃんと触れてない、実際にどのくらい使えるのかメーカーの人に質問したいという人はまだまだ多く、コンスタントに人が訪れていました。
一番人気はなんといっても、58mm f/0.95のNoctレンズ。F1.0を超える明るいレンズ(ただしマニュアルフォーカスです)。開発中の製品なので、実際に触れるのはもちろん今回が初。
体験コーナーはいつも行列で1時間待ちのことも。
他にも新しいレンズが何本か出ていました。
身近なところでは14-30mmの広角ズーム。標準ズームレンズ「24-70mm」の広角バージョンになります。
Zシリーズで気になるのは今後のレンズロードマップ。114-30mmや24-70mmに加え、いくつかのレンズが2019年に登場予定になっていました。全体的にハイエンド系が多いですね。
ハイエンドユーザーへまずアピールしたいということのようです。
念願の瞳AFもファームウェアアップデートで搭載される予定で、デモが行われていました。
第1回はここまで。順番にカメラメーカーを回っていきます。次回はパナソニック、キヤノン、富士フイルムの予定です。
老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。