今回は、とうとうスマートスピーカー対応のスマートリモコンを買っちゃったよ、めちゃ楽しく使えてるよ、という話です。
うちではすっかりAmazon EchoとGoogle Homeが定着して何かしら喋っている昨今でありますが、実際、どのくらいの人が使っているのか気になるところですよね。
2019年2月に出た電通デジタルのレポート日本での普及率は約6%にとどまっているようです。使っている人はもう当たり前のように生活に馴染んでいるけど、それは少数派で、多くの人はまだ手を出しかねているというところでしょうか。
2019年秋には、アップルからは日本でのHomePod発売が開始され、Amazonからはディスプレイ付のEcho Show 5が1万円を切る価格で登場するなど、要注目の製品はありますが、まだ自宅にそれが入ったときどう生活が変わるのかというイメージを伝えきれてないのかもしれません。まあ、あれば便利だけど、なければないでなんとかなるという典型的な製品、といってしまえばそれまでですから。
上記のレポートでは、音楽再生用途が一番多いそうで、確かにBGMを鳴らしてもらうにはよいでしょうし、ラジオを聴くにも向いています。ラジオとしてはめちゃ便利。
でもせっかくのスマートスピーカーならもっといろんなことに使いたいもの。
うちでは音楽再生に使うことは稀ですが(家庭によって何が便利かは千差万別であります)、天気予報・鉄道の運行状況・タイマーやアラームは頻繁に利用しています。天気予報は1日に何度も尋ねている気がします。なんか聞いちゃうんですよね。Google HomeとAmazonのAlexaで予報が違ってたりするのも面白がっています。
PHILIPSのHueも導入していますから、寝室の照明も音声で色を変えたり暗くしたり消したりもしています。もうこれは必須ですね。
先日、iPhone 11の予約時には、その10分前にGoogle Homeに教えて貰うようセットしていました。その場で口で言えばOKってのは楽すぎます。
あと、言葉の意味を聞いたりもしますね。言葉の意味を尋ねるときは役に立ったり立たなかったりですが、それでも初期に比べると音声も自然になり、答えてくれるケースも増えてきたようです。
とうとうNature Remo miniを購入!
で、次にやりたかったのが家電のコントロール。昨年、いくつか試したのですが、どうもピンとこなかったのですね。
その中で気になっていたのが「Nature Remo」です。何よりデザインがシンプルですし、アプリも悪くない。ただ、エアコン以外の家電の操作はちょっとめんどうで価格も高めなのが難点でした。
それが、各社のテレビのリモコンデータがプリセットされ、より低価格で小さな「Nature Remo mini」が発売され、そして2019年の9月にそれが値下がりしていたので買ってしまったのですよ。
家に届いたのはめちゃ小さな箱ひとつ。
よいですねえ。こういうシンプルなのは好きです。開けて出てきたのはこれ。
手のひらに収まるすごく小さなボディ。簡単なセットアップガイドを除くと、これとUSBケーブルが1本だけです。
いやもうシンプルすぎ。USB出力のACアダプタは市販のモノを使えということですね。うちはその手のアダプタがいくつも転がってるので、普段使ってないものを引っ張り出して接続。
あとはダウンロードしたアプリを起動し、ログインし(アカウントがない人は新しく作り)、指示に従うだけです。
まずNature Remo mini(以下、Nature Remoと略します)に電源を入れ、Nature RemoのWi-Fiにスマートフォンから接続。
なぜここで数ステップ必要なのか。
最終的に「Nature Remo」を家のWi-Fiにつなぐ必要があります。それには、Nature Remoに、どのWi-Fiルーターにつないでそのパスワードは何であるかを、教えてあげなければなりません。
そのために、まずNature Remo自身にスマートフォンからWi-Fiで接続し、Nature Remoが家のWi-Fiルーターにつなぐための設定を教え、それを元にNature Remoが家のWi-Fiルーターにつなぐと、無事、Nature Remoをいろんな機器から使えるようになるわけです。
おおむね、指示に従っていけば大丈夫かと思います。
Nature Remoの設定が済んだら、いよいよ家電の登録。
ここからが本番です。
※本文内の価格情報は2019年10月04日時点でのAmazon.co.jpの価格です。
老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。