解説:デジカメライター 荻窪圭
ギュイーン:はいCP+2018、タムロンブースにやってきました。
荻窪:こちらも有名な交換レンズのメーカーさんで、ソニーのEマウントを開発発表しました。
ギュイーン:新参者ソニーユーザとしてはすごく楽しみです。見にいってみましょう。
ギュイーン:Eマウント用交換レンズ28-75mm F2.8、こちらのお話をうかがいたいと思います。
タムロン担当者:タムロンとしては初のEマウント、フルサイズ対応のミラーレス用交換レンズの開発発表をさせていただきました。28mmの広角から75mmの中望遠までF2.8通しで実現させたものです。
タムロン担当者:ご覧いただくと分かっていただけると思いますが、非常にコンパクトでスリムになっています。そこが注目して頂きたい点です。また、広角側での最短撮影距離が19cmと、かなり寄れて面白いかなと思います。主役を目の前に持ってきて、28mmでの広角表現を楽しんでいただけると思います。
荻窪:フルサイズのレンズって、最短撮影距離が短いものが多いじゃないですか、センサーでかい分被写界深度浅くなるから。それで寄れるってすごいです。細くて、寄れて、F/2.8。実は役に立つんじゃない?
ギュイーン:28mmから75mmって、一般的な標準のレンズの焦点距離からちょっとズレているのは、なんかあるんですか?
タムロン担当者:そうですね。当社の一眼レフカメラ用レンズで、28-75mm F2.8というものがありまして、ポートレートを撮ってらっしゃる方に大ヒットしました。このカメラ(SONY フルサイズミラーレス一眼)もポートレートを撮られる方が、相当数いるだろうという思いもあり、70mmのF2.8よりは75mmのF2.8のほうが楽しいかなと考えました。
荻窪:Di III 。3(スリー)なんですね?
タムロン担当者:3というのは、弊社のミラーレスカメラ用のレンズ、Di IIIにつけている3なんです。
荻窪:フルサイズ、APS-C、ミラーレス。その1,2,3。
タムロン担当者:その3なんです。
タムロン担当者:あと24-70mmはあるじゃないですか。であれば他にないユニークな商品を提供したいという思いを常に持っております。70mmではなく75mm。そしてスリムでなるべく軽量で撮り回しのいい、f/2.8通しのものをご提案すればどうかなという思いです。
荻窪:RXDというのはどういう意味ですか?
タムロン担当者:Rapid eXtra-silent stepping Driveの略で、AF駆動の静粛性に長けた、高速・精密なステッピングモーターユニットを搭載しているという意味です。
ギュイーン:このソニーのミラーレスは結構動画のユーザー多いと思うんですが、動画に対してはどんな感じですか?
タムロン担当者:ステッピングモーターでスムーズに撮影していただけて、ご満足していただけるかと思っております。
ギュイーン:なるほど。ありがとうございます。
老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。
トリセツ編集部 編集長。トリセツの広報としてプロモーション業務とメディア運営を手がける。また各方面でプロモーション、デザイン等の業務に携わっている。
2011年「ビデオデザイナー」を名乗り、YouTubeに動画投稿開始。歯に衣着せぬ関西弁のレビューとクオリティの高い編集が人気を呼ぶ。2015年、YouTube動画を通じて松岡宏行と出会いスイスイ株式会社の動画マーケティングディレクタに就任。