解説:デジカメライター 荻窪圭
ギュイーン:引き続きTX2というコンパクトデジタルカメラの話を聞いていきたいと思います。
パナソニック担当者:こちらのTX2なんですが、この小さいボディの中に、大型の1インチセンサーを搭載して、かつ光学で15倍までいくという、旅のお供には最適なマルチに使えるカメラです。
荻窪:1型センサーのカメラは色々出ていますが、コンパクトな高倍率ってないですよね。
パナソニック担当者:倍率が上がるほどボディってどうしても大きくなってしまって、ポケットサイズというのはなかなかないです。
荻窪:それがすごいなと思って。唯一無二の製品なんですよ。
パナソニック担当者:ありがとうございます。
パナソニック担当者:実際に電源を入れてからここまで伸びるんですね。
ギュイーン:おーすごい!
パナソニック担当者:こういう長いズームを、高い性能を保ったままボディに折りたためるようにするには、設計的に色々な工夫がされています。
荻窪:あと、このサイズなのに、ファインダーついています。
ギュイーン:おお、ホンマや!
パナソニック担当者:長いズームをすればするほど、手振れが気になりやすくなります。TX1のユーザーさんの多くがファインダーを使って撮影することが分かったので、今回はファインダーの搭載だけではなく、画質もかなり良くなっています。
荻窪:見やすくなったんですね。
パナソニック担当者:画素数も2倍になりましたし、ファインダーのモニターの面積も1.5倍になっています。
荻窪:おお〜!すごい。
パナソニック担当者:もうひとつ、ズーム以外にもマクロ撮影に強みを持っています。TX1ではワイ端で撮影距離が5cmだったんですが、TX2では3cmになりました。
パナソニック担当者:AFのモードをマクロにします。
ギュイーン:おお!寄れる、寄れる、すごい!
パナソニック担当者:3cmマクロから15倍まで本当に幅広い撮影領域を提供できるのが、TX2の魅力です。
ギュイーン:15倍ズームでワイ端からテレ端までズームしてもらっていいですか?
ギュイーン:うわー!結構手振れ補正も利いてますね。
パナソニック担当者:そうですね。
荻窪:今回、ワールドプレミアアワードのレンズ一体型カメラ部門でノミネートなしでしたね。
ギュイーン:なかったですね。
パナソニック担当者:そうですね。スマートフォンが出てきて、スマホで撮れるような画質のものは、やはりスマホで充分ってことなんですけれども、こういった1インチの大型センサーで、夜景にも強くて、かつボケるような写真やズームというのは、なかなかスマートフォンにマネすることは難しいので、こういった大型センサーのプレミアムコンデジは、実は最近人気で需要も一定か、もしくは伸びているぐらいの領域です。
荻窪:1型センサーになるとコンデジやスマホとは1ランク違う画が撮れるので。コンパクト買うなら1型。お勧めです。
パナソニック担当者:ありがとうございます。
ギュイーン:はい、ありがとうございます。
※本文内の価格情報は2018年3月12日時点でのAmazon.co.jpの価格です。ギュイーン:ということでCP+2018、主要カメラのブース全部周り終わりましたけれども。
荻窪:結構にぎわってましたね。今日平日ですがお客さんいっぱいいて。
ギュイーン:うんうん。
荻窪:予想通りα7 IIIとEOS Kiss Mが人気でしたね。
ギュイーン:で、やっぱりどちらもミラーレス。
荻窪:ミラーレスです。
ギュイーン:本当にミラーレスの時代がやってきたなと。
荻窪:あとレンズも結構いっぱい新しいのが出てて。これから動きそうかな、楽しいかなという感じです。
ギュイーン:レンズメーカー二つ回りましたけれども、シグマとタムロン、どちらもすごく興味深かったです。特にソニーのEマウントが充実してきて。
荻窪:してますねぇ!逆にコンデジが今年の新製品として大きく登場しているのがパナのTX2だけだったのがちょっと寂しいと同時に、TX2は面白いですね。
ギュイーン:すごかったですね。15倍ズーム。
荻窪:1インチセンサーで15倍で結構小さい。あれは役に立ちそうです。
ギュイーン:個人的には、富士フィルムさんのXH-1のボディ内手ぶれ補正の効き具合がすごく気に入って、あれは欲しいなと思っているんですけど。
荻窪:XH-1のフェザータッチシャッターがすごいと思って!ミラーレスでもシャッター切った瞬間にショックがくるもんなんだけど、こない。あれはなかなかいいですよね〜。
ギュイーン:ということで、今年もまた何本かの動画になると思うんですけれども、お時間のある時にゆっくり見ていただければと思います。
荻窪:はい、お疲れ様でした。
ギュイーン:それではまたお会いしましょう!
老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。
トリセツ編集部 編集長。トリセツの広報としてプロモーション業務とメディア運営を手がける。また各方面でプロモーション、デザイン等の業務に携わっている。
2011年「ビデオデザイナー」を名乗り、YouTubeに動画投稿開始。歯に衣着せぬ関西弁のレビューとクオリティの高い編集が人気を呼ぶ。2015年、YouTube動画を通じて松岡宏行と出会いスイスイ株式会社の動画マーケティングディレクタに就任。