Color OSはAndroid?
OPPOのスマホは「Color OS」という独自OSを搭載していますが、これはAndroidをベースにしたものです。Googl PlayからAndroid用アプリを入手して使えますし、基本的にはAndroidと変わりません。
ただ画面デザインや使い勝手はけっこうiOSっぽくなっています。
現在のColor OSはバージョン6.0。Android 9.0がベースです。
でもまあ、ユーザーインタフェースという意味では、iOSとAndroidの中間くらいの感じと思っていいでしょう。
写真やファイルマネージャなど独自の機能も持ってますし、独自のクラウドサービス「Oppo Cloud」も用意されました。
側面にはスマートサイドバーもあります。
面白いのは「ゲームスペース」機能。
ここに登録したゲームは、起動時に、ゲームに集中できるようにあれこれ良きに計らってくれるのです。
最近の凝ったゲームはメモリをたくさん食いますし、バックグラウンド処理のせいでゲームがもたついたらかなわないですし、ゲーム中にピョロンと通知が来たら「邪魔するなー」と思うでしょう。しかし、ゲームスペースを使えば、ゲーム起動時に「メモリを解放して余計な通知はシャットアウトしてゲームに集中」させてくれます。ゲーム専用機として使えるわけですね。
いやもうゲーム好きにはたまりません。
3連カメラといい、6.65インチのパノラマスクリーンといい、ゲームスペースといい、写真や動画を撮る・映像を楽しむ・ゲームで遊ぶという「ガジェット好きのためのエンターテインメント端末」といっていいでしょう。
個人的には、ゲームをする人におすすめですね。
なお、バッテリー関連ですが、独自規格を用いており、付属の充電器を使うと5Vで4Aという急速充電が可能ですが、一般的なUSB充電器やモバイルバッテリーですと5V/2Aで、USB PD規格にも未対応です。できればUSB PDに対応し、付属の専用充電器以外からでも急速充電できるとよいなと思います。
最後になりましたが、価格は107,870円(税込)。SIMフリー端末なので家電量販店などで購入できます。
※本文内の価格情報は2018年7月25日時点でのAmazon.co.jpの価格です。
老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。