ミニ三脚をつける
THETAの底には三脚穴がありますから、適当なミニ三脚をつけるのがいいでしょう。できるだけ雲台部分(カメラを乗せる部分)が小さいものがおすすめ。大きいとそこが不自然に映り込んじゃうからですね。
THETAは軽くて細いので、適当な安いミニ三脚を使うのがいいでしょう。
たとえば、マグネット式ゴリラポッドなんておすすめ。
マグネティック325とマグネティックミニの2種類があります。
わたしが使っているのは旧型ですが、両方とも持っています。
磁石がついているのでこんな使い方もできます(失敗して落としても責任はとりませんが)。
これ、展示されている古い鉄道車両の天井が鉄だったのでそこにくっつけたのですね。
こんな写真を撮れます。
THETAは内部にセンサーを持っていて、どの方向で撮ってもちゃんと「天地を合わせて」くれます(天頂補正)から、横向きでもなんでも構いません。
たとえば、街灯の柱につけて撮ってみたのがこちらです。
巷では、マンフロットのPIXI三脚も人気です。小さくてカワイイからですね。
自撮り棒を使う
THETAを自撮り棒と一緒に使うのはおすすめ。そうすると、自分自身と距離を離して撮れますから、自撮り棒を使って腕を上に伸ばせば2m以上高い場所から撮れますし、長めの棒を使って橋の上から差し出せば空中から撮った様な全天球画像も撮れます。
スマートフォン専用のもの(スマートフォンしか装着できないタイプ)でなければ、何でもOKです伸縮度合や携帯時の大きさで選びましょう。
わたしが愛用しているのは、ベルボンから出ている「CVSS-6」というコールマンコラボモデル。
これ、カメラをつける部分の角度を変えられますが、THETAにつけるときはまっすぐにして角度をつけないこと。そうしないと、棒が写ってしまいます。
この製品は着脱も簡単だし、カメラを装着する部分が細くてTHETAからはみ出ないのが気に入っているのですが、雲台を動かすためのネジが邪魔。
そこで、自分でカットして削っちゃいました。
わたしはこの手の製品をまとめて「シータ棒」と呼んでいます。
これは75cmまで伸びます。
細くて軽い一脚を使うこともよくあります。ベルボンの「ウルトラスティックM50 N」なら1.3mまで伸びますからより高い場所から撮れます。ドローンで撮った様な感じにも。
長い棒を使うと、このような遠隔っぽい空中自撮りも。
これ、棒をつけて伸ばしたTHETAで、大量に並んだ招き猫の上から撮影したもの。こんな撮り方もできます。
※本文内の価格情報は2019年6月4日時点でのAmazon.co.jpの価格です。
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老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。