【Panasonic LX100M2レビュー】

パナソニックの高画質高級コンデジLX100が4年ぶりに復活! (1/3)

2018.11.28
トリセツ編集部/荻窪圭
パナソニック LUMIX DC-LX100M2
「II」の刻印がまぶしいLX100M2。堂々たる復活です。

知る人ぞ知るパナソニックの最高級コンパクトデジカメ「LX100」が4年ぶりにフルマイナーチェンジで帰ってきました!

ブラボー。

フルマイナーチェンジってなんだよと思うかもしれませんが、今思いついてしまったのでそう書いた次第です。

フルモデルチェンジというと、コンセプトからデザインまですべて一新するイメージですよね。でも今回のLX100 II(以下、LX100M2と書きます)は中身はフルモデルチェンジでありながら、ボディは前モデルのLX100とほとんど同じなのです。

写真を見て比べても、角度によっては違いがほとんどわかりません。

パナソニック LUMIX DC-LX100M
2014年秋に登場したLX100
パナソニック LUMIX DC-LX100M2
2018年秋に登場したLX100M2

1〜2年ぶりならともかく、4年ぶりの登場でこれほど変わらないのも珍しいですよね。そりゃあグリップのデザインが変わったとか、FILTERボタンがFn1ボタンになったとか細かい違いはありますが、外見的にはマイナーチェンジなのです。

それにしても4年ぶりの復活には驚きました。実は、後継機はもう出ないんじゃないかと思っていたからです。

そういえばここ1〜2年で、もう後継機はないと思われてたモデルが復活するケースがありますよね。キヤノンのEOS 6D(6Dが2012年で6D Mark IIが2017年)、リコーのGR(GR IIが2015年でGR IIIが2019年……予定)など。ジャンルは違いますが、アップルのMac miniも4年ぶりに復活しました。auのINFOBARも復活しましたね。そういうのが見直されているのでしょうか。

で、復活したLX100の新型がLX100 II。

そもそも知る人ぞ知る名機だったLX100は何が優れていたのか。

注目ポイントは3つあります。

ひとつは「マイクロフォーサーズ」と同じ4/3型センサーを搭載したこと。

ひとつは「マルチアスペクト」であること。

ひとつは「マニュアル指向」のカメラであること。

LX100M2になってもその基本は変わりません。ひとつずつ見てみましょう。







ひとまわり大きなセンサーが誇る高画質とマルチアスペクトに注目

LX100M2のイメージセンサーは4/3型です。小数にすると「約1.33インチ」。一般的なハイエンドコンデジのセンサーは1インチですからそれより一回り大きいわけで、イメージセンサーが大きければその分画質は上がります。

LX100M2はおそらく、ミドルクラスのデジタル一眼「GX7MK3」と同じセンサーを使っています。「GX7MK3」は約2000万画素のセンサーですが、LX100M2はセンサーの周辺を使ってないため、画素数は約1700万画素となります。

イメージセンサーに比べてレンズが少し小さいのですね。コンパクトデジカメではときどき見られることで、おかげでレンズをコンパクトにできるわけです。マルチアスペクトを実現できるのもそのおかげです。

というわけで、ふたつめの「マルチアスペクト」。

LX100M2はレンズ部にあるレバーを動かすことで、撮れる写真のアスペクト比(縦横比)を変えられます。


パナソニック LUMIX DC-LX100M2 参考価格:101,601円
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荻窪圭
【デジカメライター 荻窪圭】

老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。