ミラーレスや一眼レフでのマニュアル撮影に慣れた人も満足させるプロ写真モード
プロ写真モードにすると、撮った写真をRAW形式のデータで保存することができます。
プロ写真モードで自由に設定できる項目は、ISO感度、シャッタースピード、EV露出補正、AFの方法、ホワイトバランスです。
自由に変更できるとうれしい基本的な設定項目が、概ね含まれています。
水平の基準線も表示されて、マニュアルモードでの撮影に慣れた方でも満足できる本格的な撮影ができます。
数万円程度のコンデジよりも細かく設定できて助かります。
P20 liteの開発者は、カメラで写真を撮ることに相当精通した方なのではないでしょうか。
その他の機能、特性など
標準で使えるフィルターもなかなかの好ニュアンス
被写体は手作りラムレーズンです。
使い古しのビンを再利用してレーズンとラム酒を入れただけのものですが、P20 lite搭載のフィルターを複数種類かけたところ、このような雰囲気のある作品に変身しました。
いかがでしょうか?インスタ映えする仕上がりです。
地味に助かる顔認識機能
電源ボタンを押すと自動的に顔認証が働き、起動します。
タップも指紋認証もせずにすぐ起動できるのは、地味ですが助かる機能です。片手がふさがっている時は大変重宝します。
ただP20 liteの顔認識機能は暗い場所が苦手です。
暗い場所では認識の成功率が下がります。
解像度
解像度と画角は5段階から選べます。
使用スタイルに合わせて選ぶと良いと思います。
私は後でLightroomで加工したり、そこそこ大きいサイズにプリント可能性も考えて16Mにしています。画質が少し落ちても本体により多くの画像を保存したい場合は小さい方のサイズに設定した方が良いでしょう。
それでも4:3アスペクトで8Mサイズですので、決して低画質ではありません。
- 16M 4608✕3456(4:3)
- 12M 3456✕3456(1:1)
- 10M 4608✕2272(18:9)
- 8M 3264✕2448(4:3)
- 5M 3264✕1616(18:9)
製品スペック
CPU | HUAWEI Kirin 659 オクタコアCPU (4 × 2.36GHz + 4 × 1.7GHz) |
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OS | Android 8.0 Oreo / EMUI 8.0 |
ディスプレイ | 約5.84インチ FHD+ TFT, 2280×1080ピクセル |
メモリ | RAM 4GB / ROM 32GB |
メインカメラ(ダブルレンズ) | 約1600万画素+約200万画素 像面位相差AF+コントラスト AF |
インカメラ | 1600万画素,FF |
バッテリー容量 | 3000mAh (一体型) |
まとめ
Huawei P20 liteはきれいな自撮り撮影やフード撮影が手間なく簡単にできる、SNS投稿との相性が良いスマホです。さらに写真に凝りたい人にとっても、きめ細かい設定が可能で、作品撮りに近いレベルの写真が撮れると思います。
実際に私は高級コンデジ感覚で使っています。
メインのカメラは一眼レフやミラーレス、サブカメラとしてHuawei P20 liteを使うスタイルが定着してきました。 荷物が少なく軽くなり、街スナップ、お散歩スナップ、仕事や雑事、買い物途中のちょっとした撮影にも重宝しています。
価格も手頃で入手しやすいですし、格安スマホをお探しの方に自信を持っておすすめできるモデルです。
カメラ女子系ライター。愛用のカメラはCANON EOS 5D Mark IV。ミニマリストをお手本に道具や電子機器は徹底的に気に入ったものしか買わないと決めている。写真を撮りに行きたい国はアイスランド、インド、キューバ、台湾。