これまでは数世代前のiPhoneを愛用していた、トリセツライターのマリックスです。
久しぶりに海外旅行に行くことになり、現地でネット通信をするために、新たにSIMフリーのスマホを調達しました。価格と機能のバランスを入念に考慮し、特にカメラがよさそうということで選んだ機種が、このHuawei P20 liteです。
なにしろ私、カメラ女子なものですから。
実際に使ってみたところ、前評判以上のカメラ性能の高さと、使い勝手のよさに大変驚かされました。
私が感動した機能をご紹介しますね。
食べ物の写真を色鮮やかに、美味しそうに撮れるナイスフードモード
まずは、スマホで撮影する頻度が高い「食べ物」を撮ることに特化した「ナイスフード」機能を見てみましょう。
カメラ機能をアクティブにして、左方向に画面をスライドするとモード選択画面になります。
ここで「ナイスフード」を選択して、ピースにカットされたアップルパイを撮ってみました。
おおー、明るくて、温かみがあって、表面の光沢もキレイで、とても美味しそうに撮れました。モードを選ぶだけなので、実に簡単ですね。
ちなみに、同じ被写体をナイスフードモードを使わずに撮影したカットがこちらです。
おお…少し残念な感じに撮れました。
くすんだ冷たい暗い感じで色も地味、アップルパイの美味しさが伝わってきません。
全く同じものなのに、印象がまるで違いますね。
どんな年齢の女性も安心、かゆいところに手が届く「使える」ポートレートモード
スマホでは「人を撮影する」ことも非常に多いです。
できれば、被写体の人物を表情豊かに、イキイキと美しく撮影したいですよね。
P20 liteには人を撮るためのモード「ポートレートモード」が搭載されています。
ポートレートモードをオンにすると、人の顔をナチュラルに美しく撮影できる「ビューティレベル」を10段階で設定できるだけでなく、「ボケ味」を追加することもできます。
「ボケ」が使えると背景から人物を浮き上がらせることができて、印象的な絵作りが可能です。
メインカメラだけでなく、サブカメラの自撮りモードでもポートレートモードが使えますので、ビューティレベルの効果を自撮りで見てみましょう。
こちらが補正を全くかけていない、ビューティレベルが0の状態です。
しわ、しみなど隠せていません(笑)
レベル2程度の補正でも、肌がかなりきれいに見えるようになりました。
レベル0で見えていたシミが見えなくなっています。
自然な感じに補正できました。
おお!
肌がめちゃくちゃきれいになっています。
自分で言うのもなんですが、ツルツルの陶器のようではないですか。
10歳くらい若返った感じですね。
さらに欠点のない肌になってきました。
もう10歳若返ったように見えます(笑)
よく見ると首の肌もきれいになっています。
かなり人工的になってきました。
人の肌というより、プラスチックかシリコンでできた肌のように見えます。
これはちょっとやりすぎかもしれません。
ああ〜、これは残念な結果になっています。ビューティレベル10では、もはや別人?ちょっと怖いです。
人間離れして、アンドロイドのよう。 確かに肌には一点のくもりもありませんが…。
加工のしすぎで逆に目が小さくなって目力が弱くなり、全体にぼんやりした印象になってしまいました。
ビューティレベルはだいたい、2〜5くらいが実用的に使える範囲ではないでしょうか。気になるところを補正してくれて、なおかつ本人らしさも伝わるのがちょうどこのあたりです。
しかしP20 liteがあれば美顔加工アプリは必要ないですね。
SNSでシェアするまでの工程が1段階省略できて楽になりそうです。
カメラ女子系ライター。愛用のカメラはCANON EOS 5D Mark IV。ミニマリストをお手本に道具や電子機器は徹底的に気に入ったものしか買わないと決めている。写真を撮りに行きたい国はアイスランド、インド、キューバ、台湾。