【レビュー】

スマートロック(Qrio Lock)で築10数年のマンションも未来の玄関に (1/3)

2018.10.07
トリセツ編集部/荻窪圭
Qrio Lock
「しまっています」で一安心

生活に密着して生活を変えてこそのIoT、というわけで以前からに気になっていたのが「スマートロック」。

玄関の鍵……正確にいえば玄関をロックするためのサムターンに装着し、スマートフォンを使ってそれを開け閉めできるようにする製品。実際に役に立つのかどうか、どんな玄関にも取りつけられるのか、気になっている人も多いでしょう。わたしも気になっていました。

そこでスマートロックの代表である、ソニーグループQrioの「Qrio Lock」の最新モデルを使ってみたました。

結論からいえば、予想以上に便利。その装着方法から使用感までお伝えしましょう。





え、うちの玄関にはつかない?

Qrio Lockはサムターン、つまり「つまみを回してロック・解除」するタイプの鍵の上からかぱっと覆うように装着し、モーターの力でつまみを回す装置です。

Qrio Lock

この凹みでサムターンをはさみ、スマホからの指令で施錠したり解錠したりします。

そのため、まずは「Qrio Lock」を玄関のサムターンの上に取りつけなければなりません。取りつけは両面テープで行ないます。ドアにも壁にも穴は開けませんし、後からきれいに剥がすこともできるので、賃貸の方でも安心です。

製品はいろんな形のサムターンに使えるようにデザインされていますが、それでも「あらゆるサムターン」に対応するわけではありません。ここ大事。

まずQrioLockのサイトでチェックしましょう。


Qrio Lock をご購入の前に

製品はシンプルですが、サムターンの幅や高さに応じてある程度調整できるようになっています。

Qrio Lock
さまざまなロックに対応できるように、アダプターが複数ついています。

うちの玄関も普通のサムターン式なので大丈夫……と思ったのです。

Qrio Lock

普通にサムターン式なので大丈夫だと安心していたら

それが……ダメでした。

Qrio Lock

どうしても数mm足りなくてはまりません。

Qrio Lock

ここの距離がありすぎたのです。

サムターンが箱形の錠前についているのですが、その箱が大きくてQrioLockの取付部に干渉してしまうのです。

ドアが普通の回転するレバー式なら横向きに取りつけるという手がありますが、我が家のドアはプッシュ式で縦に長い棒がついているのでそれが干渉してアウト。

ちょっと盲点でした。みなさま気をつけましょう。

だがしかし、うちの玄関は1ドア2ロック式。同じロックが2つついていて、もうひとつはシンプルなサムターンだったのです。

そちらに取りつけることにしました。

Qrio Lock

こちらは普通のロックなので問題なし。

まず、本体を当ててみて、高さやサムターンのサイズを調整。サムターンの厚さは3種類。さらに高さを調節するパーツが2つついてきます。

貼りつける前に、準備を整えます。(テープなどで仮止めしてチェックするといいでしょう)

Qrio Lock

高さ調節は大事です。

そして本体にバッテリーを入れ、ランプがつくのを確認。

Qrio Lock

バッテリーはCR123Aが2つ。予備でさらに2つ入れられます。

ここまで準備ができたら慎重に取りつけましょう。

Qrio Lock

取りつけ完了。こんな感じになりました。

ぎゅっとしばらく押してしっかりつけてください。そしてダウンロードしたアプリを起動。

会員登録をしてペアリング。

「Qrio Lock」というアプリを使います(Qrio Smart Lockというアプリもありますが、こっちは古いものなので使いません)。

アカウントを作成。Qrio Lockの近くで作業すると、自動的に認識してくれます。

そして「解錠位置」と「施錠位置」を覚えさせます(これを逆に覚えさせてしまうと大変なので、確認しながら慎重に行いましょう)。

テスト完了したらOK。


Qrio Lock Q-SL2 参考価格:22,580円
※本文内の価格情報は2018年9月21日時点でのAmazon.co.jpの価格です。

Qrio Hub Q-H1 参考価格:8,069円
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荻窪圭
【デジカメライター 荻窪圭】

老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。