自動解錠がめちゃ便利
では使ってみましょう。
鍵を取り出さなくても、スマホアプリを立ち上げて画面をタップするだけで施錠と解錠ができます。
ドアが開いてます。
中央の大きなボタンをタップすると、うにーっとサムターンが回ります。
施錠完了。
すごく簡単です。
ポケットから鍵を取り出すのとどっちが早い?といわれると……わたしの場合、マンションのエレベーターに乗った段階でたいてい手にスマホを持っているので、スマホの方が早いかな。
でもケースバイケースですね。
スマートロックを装着したままでも、普通に鍵を使って開けることもできるので、そこは問題なし。そのときに手にしやすい方を使えばOKです。
むしろ便利なのは両手が塞がってるときや、スマホも鍵もバッグの中にあるとき。「玄関に近づくと自動解錠」という機能があるのです。
あらかじめ玄関前で位置情報を登録しておくと、帰宅したとき自動的にロックがはずれます。
「ハンズフリー」を設定すると、ドアに近づいたとき自動的に解錠してくれます。
ハンズフリーを動作させるには位置情報を使います。玄関の外に立って位置情報を取得します(室内でやるとかなり位置がずれます。空が見えている場所がよいです)。
これはすごく便利で楽しい機能です。
マンションのエレベーターを出て、玄関に近づくとスマホに通知が来て、鍵が開くのです。
後は扉を開けて中に入るだけです。
もっともこれだと「家の場所を知ってる人にスマホを盗まれると侵入されてしまう」のが問題ですが、まあそれは鍵を盗まれたときも同じなわけで、スマホにしろ家の鍵にしろ、管理はしっかりしましょう、ってことですな。
もうひとつオートロック機能もあります。これは「ドアを閉めたらすぐ鍵をかけてくれる」機能。
ドア枠に付属の開閉センサーを貼りつけます。
そして、ドアが開いている状態と閉まっている状態を記録させれば準備完了。
玄関を開けて外に出て、ドアを閉めると……瞬時にロック。超便利で超安心です。ロックされたらちゃんとスマホに通知がきますし。
いやもうほんと、すぐロックされるので、「間違って手ブラで外に出ない」ようにしましょう。ちょっと郵便を取りに行くようなときも、スマホか鍵は忘れずに。
(追記:といいつつ、さっそく締め出され事案が発生しました! 宅配便を受け取ったときに、ついうっかり玄関の外に出てしまってガチャリ。一人暮らしの人は設定しない方が無難かも)
さて、家族がいる人はどうでしょう。
ちゃんとそれも対応できています。合いカギ機能です。家族にもQrioLockアプリをダウンロードさせ、合いカギを設定すればOK。
普通の鍵でも今まで通り開閉できますから、そこはあまり心配しなくていいでしょう。
※本文内の価格情報は2018年9月21日時点でのAmazon.co.jpの価格です。
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老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。