【サンコー マスタースロークッカー】

噂の「低温調理機」でローストビーフに挑戦!はたして本当に美味いのか?

2017.10.29
トリセツ編集部/ろあ
マスタースロークッカーTOP

トリセツをご覧の皆様、こんにちはこんばんは。UCHICAFE ROA’S CHANNELのろあです。
突然ですが「低温調理」という言葉は聞いたことがありますでしょうか?
最近ちらほら耳にする「低温調理」とは、主に肉を加熱する際の温度を低温に保ったまま時間をかけて火を通して行く方法のことで、 肉の水分を逃がさず柔らかく調理できるということで注目を浴びている調理方法なんです。
ですが火の調整というのは本当に難しく、長年の料理の経験を積んでこそ身につけられる技術。 失敗と苦労を積み重ね、ようやく火の扱い方を身に付けていくもの。そう簡単に家庭で再現できるとは思えません。
それが今、とんでもない商品が登場したのです。

誰でも簡単に低温調理が出来る「マスタースロークッカー」

マスタースロークッカー

何やらスイッチ入れて放っておくだけで温度と時間管理をし、一般家庭でも低温調理法で旨みを最大限に引き出してくれる調理が出来るらしい。 プロ顔負けのローストビーフやパサパサしない鳥の胸肉、チャーシューなども美味しく簡単に作れてしまうという代物だそうです。
いやいやいや、正直眉唾ものですよね。
火の調節って本当に難しく長年の経験がものを言うもの。 多少は美味しく出来るかとは思いますが、所詮は自動調理なのではないでしょうか?
気になると試してみたくなる性格なので、今回は「噂の低温調理機、本当に美味しく出来るのか!?」 にチャレンジしてみたいと思います。

そもそも低温調理とは?

生肉イメージ

肉のタンパク質には、ミオシンとアクチン、コラーゲンという3種類のタンパク質があるそうです。 いずれも熱で変性するもの。
コラーゲンはいわずと知れたタンパク質ですが、ミオシンの変性は肉を美味しくしていくもので、 アクチンの変性は水分を逃してしまい肉が硬くなってしまうものなんですね。 このアクチンの変性温度が66〜73度程度と言われており、高温で加熱するのではなくじっくり火を入れていくことで肉の水分が逃げにくく、 ジューシーな味わいを作ることができるようです。(ミオシンは50度で変性、コラーゲンは56度で変性)


ステーキイメージ

そもそも人は、焼く、煮る、茹でる、蒸す、といった方法で調理をしてきました。 これはもちろん味わいが変わるからという理由もありますが、加熱して火を通すことで殺菌しているんです。 安全に食すための方法が「火を通す」ということ(細菌は60度以上の温度で10分以上加熱すると死滅します)。 ですがその一方で火の調整を誤ると「旨み」を失ってしまう調理法でもあるんです。

加熱することで、ミオシンが変性し肉独特のブツっと歯切れの良い食感が生まれ、コラーゲンが変性しトロトロのゼラチン質が生まれてきます。 そしてこのマスタースロークッカーは低い温度でゆっくり加熱していくことができるため、アクチンの変性を抑えてくれて素材の水分を逃がさす、 旨みをそのままに調理できるという訳なんです。(0.1度単位で25〜99度まで温度を設定可能)

この理屈を知ってしまうと、もしかしてこのマスタースロークッカーは本当に美味しい肉を調理できるんじゃないか、 という気持ちになってきますね。モノは試し!実際に調理してみましょう。




ろあ
【ろあ:UCHICAFE ROA'S CHANNEL】

自宅でカフェを作るべく、DIYしながら「うちカフェ」を作りました。 コーヒー器具の紹介や、焙煎、時にはレザークラフトなどカフェのワークショップで行われそうなクラフトも取り入れたYouTubeチャンネルを運営してます。