iPhoneが発売されてから10年
10年…。
10年って長いでしょうか。短いでしょうか?
10年あったら、何が出来るのでしょうか。はたまた、何を変えられるのでしょう。
突然何のことかと思われるかも知れませんが、そう思うきっかけは、もちろん…
iPhoneが発売されて10年になるから!
あの革新的なフォルム、音楽プレイヤーなのか電話なのかまだ認識出来なかったあの頃。それが10年前です。
確かあの頃は、ガラケー片手にiPodで音楽を聴いていた時代。
「iPhoneってなんだ?」「iPodが電話になったんでしょ?いらないよ、そんなの。」
そうやってどこかで最先端な技術を鼻で笑っていたのが、つい10年前です。
今では外に出て周りを見渡せばiPhoneを見ないことはない。電車でiPhoneを触っていない人を見ないことなどほぼ皆無。
この10年でiPhoneは間違いなく「何かを変えた」んです。
そして、記念すべき10年目に発売されるであろうiPhone 8(仮)が気にならない訳がありません!
色々な噂が毎年囁かれ、リークされた情報を集めては新型のiPhoneを予想することがひとつのイベントになってしまったほどの影響力。
ですが、今年のiPhoneは「10年目」。
いつもとは一味違った節目に期待してしまうのは、私だけではないはずです。
「禁断の果実」とは、それを手にすることができないこと。
欲しいと思っても手に入れられず、かえって魅力が増し、欲望の対象になるもののことをそう呼びます。
私たちはあの林檎をかじってしまったばかりに、手にしてもまた新たな「禁断の果実」を欲してしまう。
つまりiPhoneという「禁断の果実」の魅力に囚われているのかも知れません。
前置きはこの辺にして、やはり新しいiPhoneが気になるところ。
ですがここで一息ついて、今までのiPhoneを振り返ってみようと思います。
今までのiPhoneに何が足りないのか、私たちは何を求めているのか…。振り返ってみることで見つかるかも知れません。
歴代iPhoneのラインナップ
まず「iPhone」として最初に発売されたのが初代iPhone。 順を追って、筆者の思い出とともにご紹介していきましょう。
iPhone(初代)
2007年1月に発表され、同年6月にアメリカにて発売された初代iPhone。日本では通信方式の関係で発売はされませんでした。 液晶は3.5インチ、背面がブラックとシルバーのツートンカラー。発売当初は4GBと8GBのみだったが、2007年9月には4GBは販売終了し、翌年に16GBが発売される。
iPhone 3G
2008年に日本でも発売されたiPhone。ソフトバンクのみでの独占販売となり、丸っこいフォルムが人気を博す。 液晶は3.5インチ、ブラックとホワイトの2色展開。容量は8GBと16GB。
iPhone 3GS
2009年発表。バッテリー寿命が改善され、リモコン付きイヤホンに対応したのもこの機種から。 液晶は3.5インチ、ブラックとホワイトの2色展開。容量は16GB、32GB。 筆者がiPhoneを購入したのはこのiPhone 3GSが始まりでした。
トリセツ編集部 編集長。トリセツの広報としてプロモーション業務とメディア運営を手がける。また各方面でプロモーション、デザイン等の業務に携わっている。