ビューティー機能はさすがファーウェイ
続いて、人を撮ってみましょう。
カメラが人を検出すると自動でポートレートモードになりますが、手動でモード変更した方が背景のボケ具合やビューティーレベルの設定ができてよいでしょう。
背景を渦巻ボケにして撮ってみました。ポートレートモードにすると、ズーム倍率が1xか2xか3xになります。これは2xの場合。
1xですとこんな感じです。背景は円形ボケ(通常のボケ)にしてあります。
自撮り時はもっと細かくビューティーレベルを設定できます。
ポップフィルタをかけているので、ちょっと色が不思議な感じですが。
通常の背景ボケでビューティーレベルを思い切り上げたのがこちら。
いろんな被写体を撮ってみよう
P30のマスターAIはさまざまな被写体を認識してくれます。
たとえばこんな感じ。
非常に暗いところでは自動的に「夜景」モードになります。手動で「夜景」モードにするのもOK。
Huaweiの夜景モードは、数秒間かけて明るさを変えながら大量に撮影し、合成することで明るいけどハイライト部が飛ばないきれいな夜景を作ってくれます。
さらに、今回は超高感度に対応したというので、暗いところで撮影してみました。
でも生半可な暗さだとISO2500くらいしか上がりません。
そこで人工的に暗い部屋を作ってみました。
なんとISO51200。すごいのは、かなり真っ暗に近いのに、ちゃんと撮れていてピントが合っていること。
スマートフォンでISO51200でここまでちゃんと撮れるカメラはないでしょう。夜のみならず、室内での撮影も強い、ってのはよいことです。
最後に、Huaweiといえば「背景ぼかし」ということで背景ボケ写真を。アパーチャモードにして撮ります。
うちの猫を背景をぼかして撮ってみました。ヒゲの先はちょっと認識できていませんが、きれいにぼけているのがわかります。
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老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。