親切かつ高性能なのがEOS RP
電源は左肩にあり、右肩に撮影モードダイヤルや電子ダイヤルがあります。
電源スイッチが左肩というのは、とっさにオンオフしづらいかも。
操作は基本的にEOS Kiss並に親切。
撮影モードダイヤルを回すと、毎回それがどんなモードなのか解説してくれます(解説がうざいときはオフにしてください)。EOS Kissっぽいところですね。
さらに、初心者向きのiAモードでは、そのモードで調整できるいろんな機能を毎回解説してくれます(解説がうざいときはオフにしてください)。
これはよい趣向です。シーンインテリジェントオート(いわゆるシーン自動認識)モードだけでもタッチパネル操作で色合いを変えたり、明るさ(露出)を変えたり絞り値を変えたり、フィルターをかけたりできるのですから。初心者のうちはシーンインテリジェントオートであれこれ試して、ある程度わかってきたら、AvやTvモードを使ってみる、というステップアップも可能なのです。
この状態で、四角で囲ってあるところがタッチでコントロールできるところ。右下のアイコンをタップすると色合いなどを変更できます。
AFはタッチAFに対応する他、被写体が人物のときは顔検出どころか瞳検出もOK。
逆光+人物と判断され、目のところにAF枠ができた瞬間がこちらです。
これで撮ったのがこちら。
もう1枚、絞り優先AEで撮ったポートレートもどうぞ。
プログラムや絞り優先(Av)、シャッタースピード優先(Tv)などのモードでは、M-Fnキーを押すとこのメニューが出ます。
後ろ電子ダイヤルで項目を決めて、前電子ダイヤルで設定するという具合で、慣れると基本的な設定がダイヤルだけでできるのでけっこう便利。
絞り優先AEで絞り開放で撮ってみました。
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老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。