担当者に聞く!三菱の実直な4Kテレビ開発
今回のレビューは三菱の開発拠点でおこなわせていただいた。そこで開発担当者から「RA1000」のこだわりのポイントや開発秘話を伺った。
目立たない苦労でも妥協を許さない姿勢
「とにかくこだわったのは使いやすさでした。」
若者のテレビ離れと高齢化社会が進む中、どれだけ高性能なテレビが出てもそれを使いこなせないと意味がない。「RA1000」では幅広いユーザーに4Kテレビを楽しんでもらえるように開発され、目立たない箇所にも随所にこだわりが見える。
例えばこれまでのテレビでは本体ごと引き上げて修理するということが一般的だったが「RA1000」は内蔵ハードディスクとレコーダーが故障していても、出張修理で簡単にその部分だけを取り替えられる。
また、倒れにくい大きなスタンドは社内基準を厳しく設定しているため、開発時に苦労したようだ。消費者がテレビを選ぶポイントは画質や価格、使いやすさに目が行きがちだが、こういった安全性にも妥協しない姿勢が評価されているポイントのひとつだろう。
消費者第一主義の気概ある開発秘話
以前から「4Kチューナー内蔵でなくていいから4K対応のブルーレイ内蔵テレビを出してくれ」というニーズがあったようだ。しかしそうすると、新4K衛星放送が始まると当然チューナーが必要となってくる。
三菱社内では「新4K衛星放送が視聴でき、録画もダビングもできる」そういった環境がしっかり整ってから製品を出そうという話があったそうだ。
そして満を持して登場したのが、まさにオールインワンの「RA1000」となる。ユーザーにとって「このテレビ1台買えば、他は何もいらない」という売り出しは、強い安心材料になったとだろう。
三菱はフラッグシップ機でもある4K対応テレビを一部のマニアユーザー向けに販売していたが、カタログには4K放送を視聴するにはチューナーが必要であることを赤文字で大きく記載した。こういった取り組みからも消費者第一主義であることが伺える
RA1000はこんな人におすすめ!
・正直テレビは何を買えばいいか分からない方
・配線やらなにやら色々と面倒に感じている方
・機械が苦手な年配の方や女性など
近年では4Kが高画質で綺麗だということは、当たり前のように浸透してきました。となると今後は4Kが選択肢の前提にありつつ、使い勝手や分かりやすさを求める人が増えてきそうだ。
「RA1000」は家電量販店に行っても何を買っていいのか分からない人の強い味方になってくれるテレビといえるだろう。
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キャンペーンサイト
トリセツ編集部 編集長。トリセツの広報としてプロモーション業務とメディア運営を手がける。また各方面でプロモーション、デザイン等の業務に携わっている。