最近のテレビのトレンドといえば、やはり4Kだろう。テレビに詳しい人ならば外付けのハードディスクやレコーダー、4Kチューナーを無難に接続し、音質にこだわりサウンドバーを設置したりもするだろう。
でも「正直テレビの詳しい性能なんて聞かされてもちんぷんかんぷん」「アレもコレも買って配線に悩むのも面倒だ」と思う人もいるだろう。今回はそんな方にオススメな三菱のオールインワンテレビ「RA1000」をレビューしていこう。
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「RA1000」はどんなテレビ?そもそもオールインワンとは!?
テレビを4Kで快適に視聴できるようにアレもコレも揃えようと思うと知識も必要になってくる。さらに4K対応テレビ・4Kチューナー・ハードディスク・ブルーレイレコーダー・サウンドバーなどを揃えて、配線もミスなく接続しなければならない。しかしこれは思っている以上にハードルが高い。
三菱はこれらの問題を簡単に解決する新製品を発売している。それが今回レビューするREAL 4K RA1000シリーズ(以下RA1000)だ。
新4K衛星放送視聴するには?
そもそも新4K衛星放送を視聴するには「4K対応テレビ」と「4Kチューナー」が必要であるということをご存知だろうか。いざ放送が始まったとき、4Kチューナーが必要だったことを把握しているユーザーが少なかったことからも世間に混乱を招いた。
一方で「4Kテレビ」はテレビに4Kチューナーが内蔵されており、本体だけで新4K衛星放送を視聴できる。「RA1000」は4Kチューナーが内蔵された「4Kテレビ」となっている。
地デジ・4K放送・録画・ブルーレイがこの1台に!
「RA1000」は4Kチューナー・ハードディスク・ブルーレイレコーダーがすべてテレビ1台にまとめられている。そのためテレビの視聴・録画・ダビングもテレビだけで完結するわけだ。
チューナーは視聴専用:4K/2K・録画専用:4K/2K・録画専用:2Kを内蔵。複数のチューナーがあることで新4K衛星放送を視聴しながら、4Kと2Kの裏番組録画することが可能となっている。
内蔵のハードディスクは2TB。4K録画に換算すると約126時間分に相当する容量だ。また外付けのハードディスクにも対応しており、別売りのUSBハブを使用すれば最大で6TBを4台同時接続できる。容量不足の心配はほとんどなく、家族で使い分けることもできそうだ。
さらに内蔵ブルーレイレコーダーは4Kの「Ultra HD Blu-ray」の再生が可能であり、一般的な2Kのブルーレイレコーダーでは視聴できない4K映像を楽しめる。4K放送をハードディスクに録画し、それをダウンコンバート(2K)してブルーレイにダビングも可能。視聴時はそれを4Kの画素数にアップコンバートするので、現実的には容量の節約にもなりそうだ。
これまで何かと多くなりがちだったリモコンもたった一つで完結。もうどのリモコンを使えばいいのかと悩む必要がなくなりそうだ。
また、軽くて、汚れにくい、ボタンの印字も剥げない特殊な加工が施されている。リモコンの文字盤にもなるべく専門用語を使わず、直感的に操作できるように配慮されており、シンプルなリモコンにも多くの機能を簡単に操るためのこだわりが詰まっている。
苦手な方も多い?複雑な配線事情をすっきり解決
テレビやオーディオの配線が苦手な人は意外と多い。「RA1000」ではアンテナ2つと電源コードだけの超スッキリ配線なので、接続が簡単で、見栄えもスッキリ。ハードディスクやレコーダー本体もないので、テレビボードの収納部分もしっかり活かせそうだ。
「RA1000」以外のテレビで同じ環境を再現する場合、複数の機器をそれぞれ接続する必要があり、コードも本体もごちゃごちゃと複雑に乱れてしまう。また、リモコンも増えて操作もどんどん複雑化してしまう。
「RA1000」は一つのテレビにすべてまとめられているため、配線がスッキリしてリビングの見栄えもよくなりそうだ。このテレビ一台にすべての機能が含まれているという使い勝手のよさから、シニア世代や機械系に疎い人でも安心して4K環境を整えられるだろう。
トリセツ編集部 編集長。トリセツの広報としてプロモーション業務とメディア運営を手がける。また各方面でプロモーション、デザイン等の業務に携わっている。