【三菱 REAL 4K RA1000:レビュー】

テレビ選びに迷ったらコレ!今売れている話題のオールインワンテレビの魅力とは?

2019.03.10
トリセツ編集部/エマーク
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RA1000のこだわりと便利な機能

三菱が伝統的にこだわる再現性ある色調

テレビなので当然気になるのは画質だろう。三菱はこれまで伝統的に色の再現にこだわってきた。「RA1000」は明るいハイライト部分の正確な色調再現や、なめらかなグラデーションも映し出す。ウルトラカラーマトリックスで色の調整を細かくしており、通常のLEDよりも広色域を実現している。黒つぶれしやすい深い赤も美しく表現でき、しかもそれらを自動調整してくれるため、常に最適なカラーでテレビを視聴できる。

近年のテレビは薄型が可能な「有機ELパネル」が注目されているが「RA1000」は「液晶パネル」となっている。これは画質にこだわるマニアユーザーではなく、コストを抑えることで幅広いユーザーに使ってほしいという思いからだろう。

RA1000

妥協なき音質へのこだわり

「RA1000」のスピーカー部は三菱の高級スピーカーブランド「ダイヤトーン」を採用。また、スピーカーの振動板にはカーボンナノチューブを配合した樹脂が使われており、音が混じりあうことなくスッキリとしたクリアな音質を保つ。映画や音楽コンテンツでは臨場感を感じられる。

RA1000

スピーカーは画面下部前面に大胆に配置。これにより正面からダイレクトに音が伝わり、ハッキリと聞きやすい。

RA1000

また「声ハッキリプラス」機能を利用すると、人の声が聞き取りづらいときに、BGMや効果音はそのままに人の声だけを強調し、聞きやすくしてくれる。

RA1000

使い勝手のよいデザイン性

ブルーレイのトレイはテレビの前面に配置しており、ディスクの出し入れがしやすく操作性もよい。またディスクに傷や汚れをつける心配も軽減してくれそうだ。

近年のテレビは薄くてスタイリッシュに壁掛けもできる形状がトレンド。「RA1000」シリーズも壁掛けはできるが、後ろに出っ張りがあるため壁に多少の隙間ができる。これはハードディスクとブルーレイを内蔵して使い勝手を優先した結果だろう。

RA1000
テレビ背面にはレコーダー部が突き出ている

番組視聴中にも便利なサブメニュー機能

テレビを視聴しながらでも便利な機能が「クイックGO」ボタン。録画のリストを確認したり、他局の裏番組をすぐに確認できる。

RA1000 RA1000
録画リスト
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裏番組表

録画した番組を視聴する際に便利な機能が「シーン検索」だ。視聴中に「青」ボタンを押せば、チャプターのサムネイルが一覧で表示されるので、見たいところまで一気に飛ばすことが可能。

RA1000

「サブメニュー」もよく考えられたUIとなっており、地デジ・録画・ブルーレイなど、今見ているものに応じてメニュー項目が変わる。つまり同じメニューボタンでも、今できることだけを表示してくれるので迷うことがない。

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送受信両方対応のBluetooth機能

Bluetooth接続することでスマートフォン等の外部機器の音楽をテレビのスピーカーで再生可能。前述したとおり優秀なスピーカなので、スマートフォンに保存している音楽を存分に楽しめる。

テレビに音を飛ばしている場合、無操作で30秒経つと自動的にオーディオモードになる。この間、テレビのバックライトが消え省エネにもなる。

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逆にテレビの音をBluetooth対応のヘッドホンやスピーカーでの再生も可能。リビングから離れたキッチンにいるときなどに便利な機能だ。

RA1000

その他のメディアと、動画配信サービスの視聴

ハードディスクやブルーレイ以外にも「SDカード」と「USBメディア」の読み込みが可能となっており、動画やSDカードに入った写真のスライドショーを楽しむことができる。2Kのムービーならテレビのハードディスクに取り込んでブルーレイにダビングすることも可能だ。

RA1000

動画配信サービスの視聴は「YouTube」のみとなっている。近年のテレビは「Netflix」や「Amazon Prime Video」等の動画配信サービスをデフォルトで視聴できる機種も多いが、「RA1000」ではもっとも大衆的な「YouTube」のみにしてコストを抑えている。他の動画配信サービスを視聴したい場合は「Chromecast」等の外部機器を使用することで視聴可能となる。

RA1000

安心の耐震性と便利なオートターン

「RA1000」は他のテレビよりも重く、スタンド部分も大きいため動かすのも実は一苦労。しかし、それだけテレビの安定性や転倒角度にも配慮されているともいえる。テレビには転倒防止のための基準が法律で定められているが、その基準をはるかに上回る厳しい社内基準を設けて安全性を保っている。

また、テレビ本体の素材も燃え難い素材を使用しており、地震の際に二次災害の火種とならないようにと徹底した対策がされている。

RA1000

オートターン機能ではリモコンのボタン一つでテレビの角度を変更可能。寝ころびながらの視聴や、座る位置によってテレビの向きを最適な方向に調整できる。また、リモコンの中央ボタンでニュートラルな角度にすぐに戻せる。

この機能は三菱が30年以上続けていることからも、ユーザーの満足度が非常に高いことがわかる。もちろん手で動かすこともできるが、リモコン一つで遠隔調整できるのは嬉しいところ。

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安心のアフターサービス

修理の際は販売店やサービスステーションに依頼すれば、サービスマンが自宅まで駆けつけてくれるため、万一の時も安心だ。

また、内蔵のハードディスクとブルーレイは個別修理できるようになっており、テレビ背面から交換可能となっている。ブラウン管時代のテレビデオのように、修理期間中もテレビが見れなくて困るということはなさそうだ。

RA1000
担当者に聞く!三菱の実直な4Kテレビ開発
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EMARK
【トリセツ編集部 編集長 EMARK(エマーク)】

トリセツ編集部 編集長。トリセツの広報としてプロモーション業務とメディア運営を手がける。また各方面でプロモーション、デザイン等の業務に携わっている。
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