食洗機を選ぶポイント
食洗機を選ぶ際には、まず以下の2点を確認します。
1、食器容量
家族構成によって、どれくらいの大きさにするか考えるといいです。
個人的には食洗機を設置できる範囲内で、最大の容量にしておくといいのかなと思います。なぜなら容量が大きければ、鍋やフライパンなど大きい調理器具を洗えますし、3食分の食器を全てまとめて夜に回すなんて使い方もできるからです。
2、使用水量
水量は食洗機の容量に比例するので、まずは容量から選ぶのがポイントです。その上で使用水量が異なる場合、少ない方を選ぶとより水道代を節約できますね。併せて消費電力もチェックしておくと尚いいでしょう。
食器洗浄・乾燥という基本的な機能はどの機種でも大差ないので、あとは付加機能があるかどうかで判断します。付加機能というのは「エコナビ」や「バイオパワー洗浄」のことをいいます。
据え置き型とビルトイン型、選ぶならどっちか?
これから食洗機を導入しようと思っている人にとっては大きなターニングポイントですよね。
まず最初に確認しておきたいのが、設置条件です。据え置き型は分岐水栓を使用して比較的手軽に導入することができます。対して、ビルトイン型は給水、排水、電源のために組み込み工事が必要になります。持ち家の場合はどちらも選択肢になり得ますが、賃貸の場合は基本的にビルトイン型は不向きです。それを踏まえて2つのタイプの特徴を比べてみました。
1、据え置き型の特徴
導入のハードルが低く、分岐水栓の取り付けも自分で行うことができます。
手軽である反面、卓上にポンと置く必要があるので、当然容量の大きいものほどスペースを占領します。これは食洗機台を使用することで、ある程度カバーできる場合もあります。また洗浄中の駆動音や振動はビルトイン型よりは気になることがあるでしょう。初期費用はビルトイン型よりかなり抑えることができます。
2、ビルトイン型の特徴
キッチンの収納部分などに組み込んでしまうので、スペースを取らずすっきりとした外観になります。
キッチンの設計にもよりますが、基本的に容量が大きく余裕のある使用ができるので、使い勝手の面でもビルトイン型の方が優れていることが多いです。
しかし、工事等を含めた初期費用や故障したときの修理代など、さまざまな費用がかかるといった心配があります。ビルトイン食洗機の不具合の原因の多くが、ポンプやセンサーの不良です。出張修理を依頼すると平均で2万円程度かかるそうです。僕が働いているカフェでもセンサー不良による不具合が出たことがありますが、それでも現在まで9年以上稼働しています。繊細な大型家電なので、長く使えるように大切に扱いたいですね。
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まとめ
食洗機は非常に便利な家電である反面、「じゃあ早速買いに行こう」と気軽に手を出せないのも事実。
キッチンのスペース、値段、設置工事など導入までのハードルはありますが、使い始めたらもう手放せなくなると思う人も多いです。逆に自分の大切な食器を丁寧に手洗いしたい、予洗いがめんどくさいし洗い上がりが不安、食器選びに困るという理由からあえて食洗機を使いたくないと思う人も少なくありません。
それからちょっと変わった体験談ですが、食洗機を購入したら旦那や子供が率先して洗い物を手伝ってくれるようになったという話もありました。手軽ですし、男や子供はシャカシャカ勝手に動いてくれる機械が好きなものです(笑)。
ぜひこの機会に食洗機が必要かどうか検討してみてはいかがでしょうか。
コーヒーとカメラが好きなブロガー。作家を目指して日々、好きなことと新しいことを楽しんでいます。将来の夢はアルパカを飼うことです。