セットアップはどちらも簡単。
製品が届いたら、それぞれセットアップします。
Google HomeはGoogleアカウント、Amazon EchoはAmazonのアカウントとインターネットにつながったWi-Fi環境とスマートフォンがあれば接続は簡単。それぞれ専用のアプリで設定します。
電源につなぎ、指示に従ってセットアップしていけば完了します。
ちなみに、Google HomeとAmazon Echoを同時につないでも問題ありません。どちらを使うかは「ウェイクワード」と呼ばれる「スマートスピーカーに呼びかける言葉」で使い分けます。
「OK,Google」と「Alexa」
Google Homeは「OK,Google」と話しかけると反応します。ただ日本人は何かに話しかけるとき「OK」っていいませんし、「OK,Google」と滑らかに言うのはちょっと難しい。
そこでGoogleは日本用に「OK」の代わりに「ねぇ」という呼びかけにも対応しています。「ねぇ ぐーぐる」だと一息に言えるのでかなり楽になります。わたしはこちらを使っています。
「ねぇ ぐーぐる、明日の天気は?」と話しかける感じ。
Goole Homeを使った結果は「Googleアシスタント」アプリで見ることができます。
Amazon Echoのウェイクワードは「Alexa」(アレクサ)です。Echoで使われている音声アシスタントの名前が「Alexa」だからですね。Amazon Echoといったら、Amazon Echoという名前の製品。そこで動いているシステムがAlexaです。スマートフォンでいえば「Echo」がXperiaやGalaxyという製品、「Alexa」がAndroidというOSに相当すると思えばいいでしょう。
アレクサは母音が続かない一音一音はっきりした発音なので、「アレクサ! 明日の天気を教えて」と指令している感じ。
Amazon Echoはウェイクワードを変更することもできます。「Alexa」以外に「Echo」「Amazon」「Computer」から選べます。ウェイクワードの「Computer」はスタートレックへのオマージュですね。
日常会話にウェイクワードに相当する言葉が出てくると、それに反応することがありますから、「Amazon」は避けた方がいいでしょう。
Google
Google Home
老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。