【実機レビュー:静止画編】

α7R IIIは高画素なのに速くて快適な、完成度が超高いカメラだった (3/3)

2018.02.04
トリセツ編集部/荻窪圭

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操作系にはちょっと不満があるかな

とまあ高画質でAFも連写も速くて、ミラーレス一眼ならではのコンパクトさも兼ね備えたすばらしい完成度のα7R IIIなのです。

今回のモデルはよりハイエンドユーザーを意識して、USB-C端子の搭載やデュアルSDカードスロットを搭載するなど仕事で使えるレベルになってきました。

α7R III背面

レンズも揃ってきました。 ハイクオリティのレンズになるほどボディに対して大きく重くなるのでバランスが微妙なのは確かですが、逆にいえば本体がコンパクトなのでレンズが大きくても持ち歩きやすいわけです。

今回使った超広角ズームの16-35mmも24-105mmも画質は良く、24-105mm F4なんか常用ズームレンズとしてズーム域もクオリティも大きさも丁度良い感じ。

欲をいえば、もうちょっと手ブレ補正が効いて欲しいかなというくらい。

惜しむらくはボディがコンパクト故に、ボタンやダイヤルが最小限であること。

α7R III上面

上面から。ボタン類は最小限で非常にシンプル。

α7R III背面

新たにスティックがついた分、使い勝手がぐっとあがりました。

より自分好みの操作系にするにはFunctionメニューやカスタムキーのカスタマイズは必須でしょう。

α7R III

買うべきα7はどれ?

とはいえ、α7シリーズも3世代目になり、完成度がぐんと上がってものすごく魅力的になりました。正直いってお金があったら欲しいレベルのクオリティです。今35mmフルサイズセンサーを搭載したカメラを買うなら、一眼レフよりこっちなんじゃないかと思ってます。

105mm 1/250秒 F4 ISO500
zoom|35mm 1/40秒 F5.6 ISO500

ただし、金額もそれなりにします。レンズ込みだと50万円コース。

α7シリーズは以前発売されたモデルも現行機種として販売されているのが特徴で、α7IIは「これでフルサイズセンサーのデジタル一眼が買えるの?」というお値打ちな実売価格になっています。

でも、一度α7R IIIを使ってしまうと、やはりα7は第三世代がいいなと思ってしまうのです。 2018年中に出ると思われるα7IIIを狙うのも手かも。


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荻窪圭
【デジカメライター 荻窪圭】

老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。