バンダイナムコ
玩具の進化が加速中。未来型のAIロボット「ハロ」登場
今年のCEATECはAI搭載のロボットも多数展示。その中でも一番の人気だったのがAI搭載ロボットの「ハロ」だ。 子どもの頃に視ていたロボットが、テレビの画面から飛び出て、今ココにいる。この感動は私と同世代のおじさんなら皆感じるはずだ(笑) 最大の特徴はキャラクターの世界観に特化した楽しい会話を生み出すところにある。利用者の音声を認識し、最適な会話をハロの声で返してくれるので、 キャラクターや台詞や忘れられないシーンなどの作品にまつわるさまざまな会話を楽しめる。
現実世界とAR空間で戦うロボット「Mekamon(メカモン)」。ARを使うことでスマホ画面上に、戦場だけでなくミサイルや銃弾も実装。 バーチャルな敵を撃破していくソロプレイや2体のメカモンによるAR対戦等、リアルとバーチャルが融合した新たなゲーム体験ができる。
タカラトミー
心を持ったAIロボット「COZMO」はやんちゃな相棒
タカラトミーは発売中の小型AIロボット「COZMO(コズモ)」を展示。その場の環境を見て自分で状況を判断し、 まるで人格を持っているかのように喜怒哀楽などの感情を、しぐさや声、表情、動作で表現する姿はまさにやんちゃな相棒だ。
その他のブース
・ソニーのハイブリッド型スマートウォッチ
トリセツでも紹介している「wena wrist(ウェナリスト)」。ヘッド部分ではなくバンド部分にスマートウォッチとして必要な機能、 電池などを集約しているのが特徴だ。そのためヘッド部分はお好みに合わせて自由に変えることができる。
・アタタタター「北斗の拳」を電子ペーパーで一気読みだ
今回のCEATECで私が最も気になった製品といっても過言ではない、プログレス・テクノロジーズが出展している「全巻一冊 北斗の拳」。 単行本を読むかのような感覚で膨大なシリーズを見開き型の電子ペーパーのディスプレイで読むことができる。
ボタン操作でページ送りができる仕様だ。価格は37,800円。クラウドファンディングのKickstarterで支援を募っている最中で27,800円〜で手に入れることができる。
・親子で楽しむ子育て応援IoTデバイス
「popIn Aladdin(ポップイン アラジン)」は寝室を豊かな情報空間に変え、子どもの世界観を広げ、 親子のコミュニケーションの場作りをするスマート家電だ。シーリングライト、プロジェクター、スマートスピーカー(音声コントロール)を搭載し、新しい子育て環境を提供する。
販売価格は50,000円前後を予定しているが、現在「超早期割引プラン」として19,800円でKickstarterにて支援を募っている。 これだけの機能でこの価格は魅力的ではないだろうか。
・ペットを飼いたいけど飼えない。そんな人に癒しを提供
ユカイ工学の「Qoobo(クーボ)」は、しっぽのついたクッション型セラピーロボット。そっと撫でるとふわふわと、 たくさん撫でるとぶんぶんとしっぽを振って応えてくれる。ただそれだけ、ただそれだけなのだが何だろうこの癒される感覚は。思わず笑みがこぼれてしまう。
まとめ
今回のCEATECで感じたこと。それは今後ますますスマートホームに代表されるようなIoT化が進みAI技術の必要性が高まるであろうということ。
IoTによって生まれた膨大なビッグデータから個々の趣向に合わせた最適な情報を提供しなければならない。もちろん我々メディアも例外ではない。
ユーザーの必要としている情報をいち早く、正確に届ける。これが使命だと感じている。
個人的には「全巻一冊 北斗の拳」、これは購入するだろう。嫁と相談だが・・・・
トリセツ編集部 編集長。トリセツの広報としてプロモーション業務とメディア運営を手がける。また各方面でプロモーション、デザイン等の業務に携わっている。