旧モデルとの比較から見るサーモス社の企業努力
今回レビューするのは社内で利用していたサーモス「ECE-1001」の新モデル「ECH-1001」となります。サーモスといえばみなさんもご存知のステンレス製の魔法びん(タンブラー)のメーカーですよね。技術力に加えてデザイン性も良い印象がありますがこのコーヒーメーカーも見た目も良く、機能性にも優れています。旧モデルからどういった点が改良されたかを比較レビューしてみたいと思います
外観比較
まず外観です。左が新モデル、右が旧モデルです。元々この2つは同じ系統のモデルではないようで、新モデルでは水を入れる箇所が着脱できないタイプはECF-701という型番で販売されています。こちらが社内で利用しているものと同じようなスリムな形状になっていますね(ただしポットの容量が630mlと少し少なくなっています)。新モデルのほうが横幅がちょっと大きくなっています。
真空断熱ポット比較
では真空断熱ポットを見ていきましょう。こちらは同じ1リットルタイプですが、微妙に違うのがわかりますでしょうか?まず注ぎ口がちょっと尖って長くなっていますね。これはどこかのレビューでも書き込みがありましたが、注ぐ時にちょっと垂れてしまうなどの対応で変更されたものと思います。僕はあまり前のものでも気になりませんでしたが、新しいもののほうが注ぎやすい印象はありました。
もう1点大きな違いがあります。それはポットの口が7cmとかなり大きくなっています。これは洗いやすさと、アイスコーヒーを作る時の氷の入れやすさを考慮したためのようで、これはすごく助かる改善です!社内でも小さい四角の氷ではなく溶けにくさや手間も考えて棒状の氷を使っていますが、前のモデルだと入れるのに結構苦労しました。実際入れてみてサクサクと入れれてこれは今回の中でもっとも気に入った点ですね。
今回のようにペーパードリップしたコーヒーが落ちるサーバー・ポットに大量の氷を入れてすぐに冷やして作る方式でできたアイスコーヒーは香り高くて本当に美味しいです!是非ブラックで飲んでいただきたいです。当然薄まってしまうので濃い目に抽出するようにしてみてくださいね
サーモス(THERMOS)
Glanshield(グランシールド)真空断熱ポット コーヒーメーカー/ECH-1001
「トリセツ」を運営している株式会社トライグルの代表。
家電と珈琲とサッカーが大好き。家電を使う人、好きな人が「トリセツ」をこれは便利だ!と感じていただけるサービスになるよう日々改善をしております。