好みの音にカスタマイズするアプリ「Soundcore」
Liberty 2 Proはイヤホンのみでも十分高音質で音楽を楽しめるのですが、対応アプリを使うことでより真価を発揮できます。
アプリを開くと、対応の製品一覧が出るので「Liberty 2 Pro」を選択します。
アプリでできる主な機能は操作系のカスタマイズと、イコライザーの細かな調整です。
イヤホンボタンを2回押しか長押ししたときのコマンドを変更できます。
例えばデフォルトだとイヤホン単体でボリュームのコントロールができないので、長押ししたときにボリュームを変えられるよう変更できます。
よく使う操作に合わせて適当にカスタマイズできるのが便利ですね。
イコライザはプリセットで22種類あり、いろいろと切り替えてみるだけでも面白いです。これだけあると自分好みのサウンドも簡単に見つかりそうですね。
もちろんプリセットだけでなく自分で細かくカスタムすることも可能。
そしてLiberty 2 Proで外せない機能が「HearID」による、自分だけのHearing Profileの作成です。
特定の周波数帯域における音の聞き取りやすさを測定して、自分に最も適したサウンドを作り上げるイメージですね。
測定は自身の年齢を選択してから、静かな場所で行います。
聴力テストのように左右片方ずつ「ピー」という音が聞こえてるかどうかを測定。
測定が完了すると自分だけのHearIDが完成し、理論上最も聞き取りやすいサウンドが実現されます。
僕はあまり耳がよくないので「うーん…変わったのかな?」くらいの体感でしたが、おそらく自分にとっては最適な音になっているはずなんだという安心感はあります。
ワイヤレスQi対応&急速充電
普通に充電する場合は付属のUSB-TypeCケーブルを使います。急速充電に対応しており、15分間の充電で2時間使用できます(満充電は1.5時間)。
さらにQi認証のワイヤレス充電器に対応しており、対応製品があればケースをポンと置くだけで充電可能です。
充電残量は本体のインジケータでざっくりとわかります。
- 3つ点灯 70%以上
- 2つ点灯 30%から70%
- 1つ点灯 30%以下
イヤホン単体で最大8時間の使用時間で、ケース込みで最大32時間。ほかの製品と比較しても平均的か、それ以上で十分な性能ですね。
まとめ
Liberty 2 Proで特筆できるポイントは3つ。
- 生演奏を聴いてるような奥行きとライブ感ある優れた音質
- とにかく便利なワイヤレス充電対応
- 自分の耳に最適なHearIDをつくれる
個人的には1つ目の音質において、そのままイヤホンを装着して聞くだけでも価格相応の高音質を感じることができました。
加えてメーカー独自の付加価値で他の製品としっかり差別化している印象です。
ワイヤレスイヤホンは、数々の有名オーディオメーカーから中国のよくわからない廉価なものまで、製品があまりにもたくさんあります。
価格もピンからキリとなっていて、知識がないと余計迷ってしまうんですよね。
そんな折にLiberty 2 Proは1万円台の予算を前提にすれば、迷うことなく「AnkerのLiberty 2 Proにしよう」と思わせてくれるようなイヤホンでした。
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コーヒーとカメラが好きなブロガー。作家を目指して日々、好きなことと新しいことを楽しんでいます。将来の夢はアルパカを飼うことです。