袖で使えるジェスチャーをチェック
まずは、Jacquardアプリをダウンロードし、自分のGoogleアカウントでサインイン。
続いて製品を選択して、スマホとジャカードタグをペアリングします。
ジャカードタグをジャケットの袖口に収納すると、白いLEDが光り、完了です。
設定にかかった時間は数分ほど。アプリは、iOSとAndroidどちらにも対応しています。
アプリのホーム画面がこちら。
袖で使えるジェスチャーは、3種類。このアプリから、それぞれのジェスチャーに、タスクを割り当てていきます。
■ブラッシュ・イン 左袖口部分を外側から内側に向かってスワイプする
■ブラッシュ・アウト 左袖口部分を内側から外側に向かってスワイプする
■ダブル・タップ 2回タップする
またデフォルトとして、「カバー」と呼ばれるタスクがあり、袖口部分を覆うと、有効なタスクや通知が停止します。
スマートジャケットで、どんな機能を操作できる?
さて、Jacquardにはどんなタスクを割り当てることができるのでしょう。現在、利用できる主なタスクは、こちら。
My Day
Googleアシスタントに尋ねると、リアルタイムでニュース、天気、スポーツなどの最新情報を教えてくれます。
外出先で、ジャケットの袖をタップするだけで、Googleアシスタントを立ち上げられるのは便利です。またGoogleアシスタントにスケジュールや TODOリストを書き込んでおけば、外出先でもスケジュール確認が簡単にできます。
第一弾のスマートジャケットでは、Googleアシスタントのコマンドはなかったので、大きなアップデートですね。
Camera
スマホのシャッターボタンを使用することがなくても、セルフィーで撮影が可能に。
筆者は、自撮り棒が苦手なので、これはちょっといいかも!と思ったのですが、アングルやピントを調整してシャッターを切るわけではないので、スマホを少し離れた場所に置いて角度を調整してポーズを決めてから、袖にタッチ…という感じ。
いわゆるカメラのタイマー機能のようなものですね。このカメラ機能も、第二弾から搭載された機能です。
Music
Spotifyなどの音楽ストリーミングアプリを操作が可能。音楽の再生、停止、スキップ、現在再生している曲のタイトルを聞くことができます。
外出先で音楽を聴いている時、スマホの画面を見なくても操作ができるので、ながらスマホ防止になりますね。筆者は持っていませんが、Bose Bose QuietComfort 30または35のヘッドフォンのユーザーであれば、ノイズキャンセル機能のオンオフも可能です。
Navigation
次のルート案内のタスクを利用する場合は、まずスマホで住所を入力。道順を音声で案内してくれたり、到着予定時間を確認できます。
ちなみにジャケットを着て、徒歩もしくは自転車で向かう想定なので、電車で行くような行き先は案内してくれません。
また追跡機能もユニーク。一日の中で気になるデータをカウント。例えば、朝食や昼食、ブレイクタイムにコーヒーを飲む度に袖をタップすれば、一日何杯のコーヒーを飲んだのかカウントします。
また現在の位置情報をGoogleマップにピンを立てることもできるので、ふらっと街歩きをして立ち寄ったお店や、駐車した場所を記録しておきたい時に簡単に記録できるのも便利です。
Phone & Messaging
電話の応答や、スマホにメッセージが届くと、バイブ&LED点灯でお知らせ。スマホをこまめにチェックしない人でも、ジャケットの袖口でバイブが震えれば、すぐに気づきますよね。重要な電話やメッセージをいつでも見逃さずにすみます。
このほかに、ジャカードタグにはAlways Together機能があり、ペアリングしたスマホとジャケットが一定距離離れると、アラートでお知らせしてくれます。筆者のように、携帯電話をつい置き忘れてしまう人にとっては、便利ですね。
※本文内の価格情報は2020年1月14日時点でのリーバイス公式通販の価格です。
主婦目線でコスパのいい家電探しが大好きなアラサー。家電屋の近くを通りかかると店内に吸い込まれがち。好奇心旺盛で、新作はとりあえず触ってみたい人。