学ぶCHANNELで、ヒートショックについて知ろう!
まず、ヒートショックについて知りたいあなたは、【学ぶCHANNEL】をクリック!【ゆずお姉さんが教える!】コーナーでは、ヒートショックについて、専門家の先生やゆずおねえさんが解説してくれます。
ふむふむ…ヒートショックとは、温度差のある部屋へ移動することで発生する温度の急激な変化が、体に与えるショックのこと。例えば、冬場に暖かい部屋から、冷え切った脱衣室や浴室に移動すると、寒さで血管が収縮して血圧が上昇!体を温めようと高温のお湯で長湯をすると、今度は血管が拡張して、血圧が急激に低下!こうした急激な温度差が、ヒートショックを引き起こし、入浴事故につながることがあるのだそう。
以前、冬場に祖父母の家へ泊まった時、脱衣室と浴室がキンキンに冷たくて、お風呂あがりに血の気が引いてフラフラになったことがありました。あれは、ヒートショックだったのかもしれません。幸いフラフラは少し横になれば治りましたが、最悪のケースでは、失神や心臓発作を起こして入浴中に溺れ、死に至る恐れも。年配の方々は、交通事故よりも、浴室内での事故で亡くなる方が多いと推計されたこともあるそうです。特に寒い冬場は、入浴中の事故が増加する傾向にあるそうなので、気をつけたいですね。
筆者も、離れて暮らす祖父母や両親が心配です…。まずヒートショックについて知ってもらいたいなら、ヒートショックのことがわかりやすく紹介された、こちらの動画を見てもらうのは、いかがでしょう?
ヒートショックの怖さがわかったところで、どうやって対策をたてればよいか。こちらもゆずおねえさんが詳しく教えてくれています。ポイントは7つ。
- ①入浴前に浴室暖房乾燥機を使い、浴室を暖める。なければシャワーでお湯をためるのも、対策となります。
- ②脱衣室も暖房器具で暖める。天井や壁上部に設置できるものがおすすめ。
- ③お湯はりの温度は、41度以下に。自動お湯はり機能がある給湯器なら、リモコンで温度設定ができて便利。
- ④入浴前には、一緒に住む家族に「お風呂に入ってくるね」と伝える。
- ⑤入浴前にしっかり水分をとる。
- ⑥いきなり湯船に入らず、かけ湯やシャワーを浴びてから入浴する。
- ⑦入浴時間は、10分以内にする。
ヒートショック対策のポイントも動画でまとめられているので、ぜひご覧ください。
【学ぶCHANNEL】の【プカ太郎くんが行く!】というコーナーも読み応え十分!高齢者医療に長年携わる医師や、居住空間を研究する大学教授、そしてこのプロジェクトのパートナー企業であり、天気予報専門メディア「tenki.jp」を運営する一般財団法人 日本気象協会の方のところを、プカ太郎くんが訪れ、ヒートショックについて、話を伺っています。
また【学ぶCHANNEL】の【お風呂の安心度チェックリスト】も、手軽にヒートチェックの危険性がわかるので、ぜひ試してみてください。
筆者の場合は…浴室暖房乾燥機があるのに使っていないことと、41度以上のお湯で長風呂をしているため、要注意になってしまいました。
祖父母や両親の場合は…浴室も寒く、入浴前に家族に声をかけることもなく、熱い湯で長風呂なので、対策が必要になりました。
では、具体的にどのように住環境を変えていけば、ヒートショック対策ができるのでしょう。