好きな場面でセーブが可能!各国対応のユニークな仕様も
本体をセットアップして電源を入れると、ゲームタイトルがずらりと並んだ画面が表示されます。タイトルは、発売日や五十音、ジャンル、プレイ人数でソートできるほか、視認性をよくするために縦に棚に入れた状態のように背表紙で並べることも可能です。
42本もソフトが収録されていますが、人によっては「なんであのソフトが何で入っていないんだ」という意見が出てきそうですよね。まぁ、このあたりは完成度の高いモノを見たときに、欲が出てきて「どうせならあれも!」という感じに似ているのかもしれませんね!ちなみにこちらのラインアップは、メガドライブの歴史がテーマになっているそうで、発売日順にプレイしながら追体験していくのも楽しみ方のひとつとなりそうです。
メニューの「設定」では、本体に関するいくつかの設定が行えます。言語選択では、デフォルトの日本語以外にも英語、フランス後、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、繁体字、韓国語が選べます。ただ言語が変わるだけではなく、その国の仕様に合わせたタイトル表記に変わるところもポイントのひとつです。
たとえば『VAMPIRE KILLER(バンパイアキラー)』など一部のゲームでは、言語設定を変更することで、その各国仕様のバージョン違いが遊べるものもあります。
昔のゲームはアスペクト比が4:3ですが、それを16:9に引き延ばすこともスクリーン設定で選ぶことができます。このときにCボタンを押すと、「CRTフィルター」という効果が設定され、昔懐かしいゲームセンターで見ていたときのようなラインが目立つ映像にして遊べるようになります。
昔はどんなに難しいアクションゲームでも、寝ずにプレイしてクリアしたという人もいるかもしれませんが、さすがに大人になった今それをやるのは難しいですよね。そんな人たちのために用意されているのが、ゲームプレイ中の状態をいつでもどこでもセーブしておける機能です。
やり方はとっても簡単。ゲームプレイ中にリセットボタンを押して「システムメニュー」を呼び出し、「セーブ」とセーブスロットを選ぶだけです。1タイトルにつき全部で4つまで中断セーブが保存できるので、家族と共有しながら遊ぶこともできます。
※本文内の価格情報は2019年10月03日時点でのAmazon.co.jpの価格です。
コンピュータホビー雑誌「ログイン」の編集者やドワンゴでモバイルサイトの企画・運営等を経て、2014年よりフリーで活動中。XRやPCなどのIT系やゲームをメインに、年間120本以上の取材をこなしています。