【レビュー】

大画面なのに超軽いAQUOS zeroに感動! (2/2)

2019.02.13
トリセツ編集部/荻窪圭

AIはもはやお馴染みのエモパーとカメラで

今のスマホ界のトレンドはAIです。シャープは以前から家電やスマホでAIを取り入れてきたメーカーですから、当然その辺もフォロー。

以前から搭載しているシャープ独自の「エモパー」は「エモーショナルパートナー」の略。シャープが多くの製品に採用している「ココロエンジン」を搭載しています。

エモパーがユニークなのは「人から話しかけられるのを待つ」のではなく、「自分から話しかける」こと。

エモパーをオンにして自分の情報を入れておけば、ちょっとしたきっかけ(手に取ろうと動かしたときなど)で自動的に、スケジュールや天気予報、ニュースなどを話しかけてくれます。

AQUOS zero

これ、実は好き嫌いが分かれる機能。エモパーが話しかけてくれることがうれしい人もいるでしょうし、いきなりスマホがしゃべったりアドバイスをしたら「大きなお世話じゃ」と思う人もいるでしょう。たとえばお昼が近くなると話しかけてくるのですが、「チゲ鍋はどうでしょう」といわれても……とわたしは思うわけですが、その辺はきちんとセッティングし、しばらく使ってみて(スケジュールやメモも積極的に入れるようにして)、それで判断するのがよいかと思います。


さらにカメラ機能でも「AIオート」機能が搭載されています。

AIが認識するシーンの数は多くないのですが、「顔」のみならず「人」を認識するのはすごい技術。

AQUOS zero
顔のみならず、身体全体が「人」として認識されてます。後ろ姿でも!
「人」として認識
zoom

さらに犬や猫も、身体全体を見つけてくれます。後ろ姿だけで猫と認識したのにはびっくり。

AQUOS zero

ただし、被写体をちゃんと見つけているのに、ピントが背景に合ってしまうこともありました。

AQUOS zero
ピントが背景に合っている状態
ピントが背景に合っている状態。 zoom

これはいただけません。

ただ、基本的に画質は高く、非常によい写りをしてくれます。

青空は超クッキリで広角ならではの遠近感が楽しい。
青空は超クッキリで広角ならではの遠近感が楽しい。 zoom
紅梅が咲いていたのでぐぐっと寄ってタッチAFで撮影。
紅梅が咲いていたのでぐぐっと寄ってタッチAFで撮影。 zoom
うちの猫。もちろん猫と認識されました。
うちの猫。もちろん猫と認識されました。 zoom
AIが料理と認識して撮影。
AIが料理と認識して撮影。 zoom
夜もくっきり。
夜もくっきり。 zoom

難があるとすれば、前述したピントが背景に抜けやすいことと、顔を検出したら顔をもっと明るく写して欲しいということくらいでしょうか。

画素数は約2000万画素。今はハイエンド機でも1200万画素(12M)が主流ですからそれより余裕のある画素数です。

レンズはかなり広角なので、後でトリミングをして使ってもOK。35mm判換算で22mm、画角は約90度となっています。繰り返しますがかなり広角です。

また、AQUOSならではの機能として「iFrame」を搭載。

撮影した写真が傾いていたり構図がうまくなかったりすると、自動的に「おすすめの構図」を作ってくれるのです。

斜めに撮ってしまった写真もこのとおり。

AQUOS zero
自動的に補正した画像も作ってくれる。右が自動的に補正された方。

シャープならではですね。撮った写真はアルバムアプリで一度チェックし、iFrameアイコンがついていたらおすすめの構図をチェックしてみましょう。

インカメラは約800万画素とこちらは控えめです。

より細かな美肌のコントロールができますから、自撮りが多い人は好みのセッティングを見つけておきましょう。

AQUOS zero
インカメラの自撮り時は美肌レベルを細かく指定できる。

この軽さはヤバい!

AQUOS zeroのすばらしさは「鮮やかできれいな大画面、リアルなステレオサウンド、ハイエンド機に相応しい高性能」を持ちつつ、「超軽い!」点にあります。この軽さと、しなやかで丈夫そうな質感は他のどのスマホとも違い、唯一無二の魅力を持っています。

カメラ性能やAI関連の機能はもっと進化して欲しいとは思いますが、気になったのはそのくらい。

でも結局のところ、一言でいえば「この軽さはヤバい!」です。手にしたら欲しくなるかもですよ。


AQUOS zero SoftBank 801SH 参考価格:99,840円

※本文内の価格情報は2019年1月31日時点でのソフトバンクオンラインショップおよびソフトバンクショップ(直営店)で購入する場合の価格です。また、金額はご契約状況により異なります。




荻窪圭
【デジカメライター 荻窪圭】

老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。