付属の「パフ」を使って汚れ落とし
ベストな使い方は洗面器や洗面台に水を1cm以下程度張り、汚れている布を浸して「ウォッシャーの先端で汚れの部分をゆっくりなぞる」というものです。
しかし洗面台が使えない状況で汚してしまうこともあるでしょう。十分予想できます。
そんなときのために付属で「パフ」が準備されています。
手触りはお化粧するときに使う「パフ」と全く同じです。
パフを湿らせて汚れに密着させ、裏側からウォッシャーでなぞって汚れをパフに移します。
こんな感じに使います。
ウォッシャーで洗浄後の結果
こちらがウォッシャーを使って洗浄した後の状態です。
おお!
結構残るんじゃないかな?と予想したコーヒー、しょうゆ、濃縮めんつゆにケチャップ、ウスターソースはよく落ちました。
水と油が混じると落としにくくなることもあるかもしれない…と仮定して入れた「ナンプラー+しょうゆ+油」もよく落ちています。
超音波ウォッシャーは水と油のミックス汚れにも強いんですね。 水だけでも汚れは落ちるのですが、時間がかかりました。やはり洗剤を使うほうが短い時間で落とせます。
洗剤は液体洗剤がベストですが、石けんやハンドソープでも効果があります。
実験した中ではケチャップの色づきが強く、パフにケチャップの色が移ってしまいました。
トマトの色素は結構強いんですね。
赤ワインは要注意
そして、意外な結果だったのが赤ワインです。
他の食材と同じように、石けん、ハンドソープ、液体洗剤をつけると、赤いワインの染みが青く変化したのです。この状態からウォッシャーで汚れ落とし作業に入っても、完全には落ちませんでした。
リトマス試験紙状態なのでしょうか!?赤ワインの場合、何もつけず、水だけで落としたもの一番落ちがよかったです。
石けんや洗剤のアルカリ成分と赤ワインの中の何かが化学反応を起こすのか、汚れを落としたいのに、逆に定着させる働きが起こってしまったみたいです。
私は赤ワインこぼしには、洗剤は使わないことにしました。
化粧品2種、文具2種でもテスト
ところで、日常生活での汚れの元は食品以外にもあるわけです。
ついうっかり衣服につけてしまいそうだな〜と想像できる、食品以外のアイテムについてもテストしてみることにしました。
こちらです。
- 口紅
- ファンデーション
- 水性ゲルペン
- 油性ボールペン
油性の化粧品2種と文房具2種です。
Tシャツにこれらの汚れをつけたところです。
食品と同じように下記の各パターンで、パフを使ってウォッシュしました。
- 水だけ
- 固形石けん使用
- ハンドソープ使用
- 液体洗剤使用(アタック)
結果は…
なかなか悲惨な状態となりました。
口紅、ファンデーション、油性ボールペンについてはほとんど落ちていません。
反対に、汚れを周りに広げてしまっています。
水性のゲルペンは洗剤を使ったものについては、きれいに落ちています。
パフにも汚れは移動しているのですが、口紅やファンデーションは元の色素がとても強力なのでしょう。Tシャツにもまだしっかりと色が残っています。
カメラ女子系ライター。愛用のカメラはCANON EOS 5D Mark IV。ミニマリストをお手本に道具や電子機器は徹底的に気に入ったものしか買わないと決めている。写真を撮りに行きたい国はアイスランド、インド、キューバ、台湾。