【連載】カメラのトリセツ〜基礎から理解するカメラ講座〜【第5回】

気になるカメラやレンズの作例をチェックする最適な方法とは? (1/2)

2018.09.12
トリセツ編集部/荻窪圭
カメラのトリセツトップ画像

えっと、「カメラのトリセツ」第5回は「トリセツ」の宣伝です。って、トリセツ内の連載でトリセツとタイアップとか何を言っているんだかよくわからないのだけど、「カメラのトリセツ」的に「トリセツ」アプリを使いこなす話をしようというわけですよ。

前回、レンズ名の読み方や意味の話をしました。レンズのフルネームはおおむね「レンズ・マウントの名前」+「焦点距離」+「開放F値」+「付加価値」の組み合わせでできているという話です。

cap:α7RIII + 85mm F1.8で撮影。
α7RIII + 85mm F1.8で撮影。zoom

レンズの名前が必要な時の多くは、そのレンズについて知りたいときです。

単焦点レンズってどういう写りをしてどういう写真を撮るのに向いているのだろう、超広角ってどのくらい広い範囲を撮れるんだろう、望遠って何mmあればいいんだろう、そういう素朴なところから、もっと具体的に「同じ50mmでもこっちとあっち、どっちがいいだろう」というところまで様々。

そんなときに「トリセツ」の出番なわけです。

85mmの単焦点レンズってどんな風に撮れるのだろう

レンズによる違いが一番わかりやすいのは単焦点レンズ。単焦点レンズって明るくてきれいにボケるって聞くけど実際の写りはどうなんだろう、と思ったとしましょう。ズームレンズでも85mmなら撮れるけど、単焦点だと写りは違うの?

そういうときは「気になるもの」タブから追加を選んで、「85mm」で検索。

大量に出てきました。実は85mmという焦点距離って中望遠レンズとして非常にポピュラーなのです。特にポートレートでよく使われます。でも自分のカメラで使えないと意味が無いですよね。

今持っているカメラがソニーのα7シリーズだとしましょう。そうするとソニーのレンズを探したいわけです。

前回の「カメラのトリセツ」で、ソニーのレンズは「最初の2文字」が重要という話をしました。α7の場合はフルサイズのEマウントなので「FE」ではじまります。

そこで「FE 85mm」で検索。

2つに絞られましたね。

同じ85mmでも、85mm F1.8と85mm F1.4の2本がラインナップされています。F1.4の方が明るくて高性能ですが大きくて高価。レンズ名についている「GM」はG Masterの略で、よりハイレベルなレンズのブランドです。

冒頭の写真は、FE 85mm F1.8で撮ったもの。両方登録して、違いを見比べるのもお勧めです。

せっかくなので、GMレンズの方を見てみましょう。

こちらをタップするといつものトリセツと同じでメーカーの公式サイトやレビューへのリンクがあるわけですが、さらにスクロールすると下の方にスクロールすると【作例】と書いてあるリンクがいくつか出てきます。

これが新しいところ。

そのレンズだとどんな写真が撮れるのか、そのレンズを使っている人はどんな写真を撮るのかそれがわかるよう、そのレンズやカメラの作例が掲載されているサイトへのリンクが現れるのです。

PHOTOHITOとGANREFは会員制の写真共有サイト。どちらも写真が趣味の人たちが集まるサイトなのでクオリティの高い写真を見られます。両方をチェックするのがお勧め。共有されている写真のテイストに違いがあるからです。

アップロードするには会員になる必要がありますが、鑑賞するだけなら誰でもOKです。

85mmはポートレート用レンズとしてよく使われるため、PHOTOHITOもGANREFもポートレートが多いですね。

トリセツ PHOTOHITO

PHOTO YODOBASHIはヨドバシカメラのレビューサイト。豊富でクオリティの高い作例が特徴で、ここを見ると「こんな写真を自分も撮りたい」と思う人と「こんなクオリティの写真自分には無理」と思う人が出るそうですが、いずれにせよ、レンズやカメラが欲しくなるので危険なサイトだといわれています。

トリセツ ヨドバシカメラ

さらにお馴染みのInstagram。

Instagramは撮影したカメラやレンズによる分類がないため、ハッシュタグで判断してます。

トリセツ Instagram

ハッシュタグがどのくらい信用できるか不明であり、またInstagramにはレタッチした写真を上げる人も多いので、そのレンズの性能を見るには向いていませんが、そのレンズやカメラを持っている人がどんな写真を撮っているかの傾向はわかるでしょう。



荻窪圭
【デジカメライター 荻窪圭】

老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。