1、どんなレンズ?
・主なスペック
パナソニック LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S. H-ES50200 ※本文内の価格情報は2018年8月2日時点でのAmazon.co.jpの価格です。焦点距離 | 50-200mm (35mm判換算100-400mm) |
最大撮影倍率 | 0.25倍 (35mm判換算:0.5倍) |
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最短撮影距離 | 0.75m | フィルター径 | 67mm |
最大径×長さ | 約76×132mm | 重量 | 約655g |
防塵・防滴仕様 | 耐低温性能(-10℃~40℃) | 発売日 | 2018年5月24日 |
・デザイン、機能
デザインはパナソニックより先に出ているライカシリーズと同じくシンプルかつ高級感もあり、ライカのような品格のあるデザインとなっている。
35mm換算で100mm~400mm、F2.8-4のズームレンズ。最短撮影距離0.75m。最大撮影倍率は0.5倍となっておりハーフマクロ的にも使える。
レンズの鏡筒にはオートフォーカスの「AF/MF」切替スイッチと手ブレ補正の「ON/OFF」スイッチが備えられており防塵防滴、耐低温(-10℃)にも対応。
5段分の手ブレ補正は「Dual I.S.2」に対応し、カメラのボディ内手ブレ補正(B.I.S.)とレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)をリアルタイムで連動させて手ブレ補正を制御することが可能となっている。
・実写
さて換算100mmと400mmでどれくらい違うかというと、こういう感じ。遠くの被写体にかなり寄れる。
このレンズはズーム全域、開放からでも非常にシャープに写るレンズである。さらに注目すべきはボケも非常に綺麗だということ。
また単体でも5段分の手ブレ補正を備えており、「Dual I.S.2」に対応。そのため、(スチルでどれくらいの効果があるのかはわからないが)手ブレ補正は非常に強力で、テレ端400mmでシャッターを半押しした瞬間にピタッと止まったときには思わず声が出たほどだ。
下の紫陽花の写真は35mm換算400mm、手持ちでシャッタースピードを1/40秒で撮影したもの。さらに1/20秒でも撮影してみたが、手ブレすることもなく簡単に撮影できた(しっかり構えればSS1/10の可能?!)。
なお「GH5」のボディ内手ブレ補正だけをオフにすることができない仕様のため(レンズ側のボタン連動で手ブレ補正がオン/オフになる)、レンズ単体での手ブレ補正の効きを確認することはできなかったが、ともかく手ブレ補正が非常に強力であることは十分実感できた。
DTM関連はもちろんスマホ、カメラ、オーディオ中心にガジェット全般、ともかく最先端テクノロジーを好むギーカー野郎。