音質はどうなの?
早速、何か録音してみましょう。RECボタンをポチッ!
いかがでしょうか?
ボイスレコーダーとして十分、明瞭な音質だと思います。
でもちょっと音が割れているような感じがしますね。
そして、環境音というか、サーッというルームノイズも盛大に録音されていますね。
しかし、そこは想定の範囲内。
ここから、設定を細かく調整して、最適なセッティングを見つけていきましょう。
細かい設定はリモコンで
ICD-TX800には、本体とほぼ同サイズのリモコンが付属しています。
「REC」と「STOP」のほかに「再生」ボタンと、左右の選択を兼ねた「早戻し/早送り」ボタン、「DPC(速度調節)」に「リピートA-B」ボタン、「BACK/HOME」に「OPTION」。
こちらもとてもスタイリッシュかつ、わかりやすいボタンデザインです。
適当にボタンをおすと、すぐに本体とのペアリングが完了しました。
OPTIONボタンを押すと、細かい設定メニューが開きます。
「シーンセレクト」では、ICD-TX800側で勝手に色々調整してくれる「おまかせボイス」のほか、
「ポケット」「会議」「講演」「ボイスメモ」「インタビュー」等、
録音したいシチュエーションにあわせて選んでおけば、そのシーンに最適な録音感度やステレオ感の調整をしてくれます。
もっと細かく調整して、自分で設定を追い込みたいときはシーンセレクトを「オフ」にして、「マイク感度設定」や「フォーカス/ワイド」で、録音の音量やステレオの広がり感を選んだり、野外などの環境音が大きいときは「録音フィルター」でノイズカットや、「ローカット」を入れることもできます。
ある一定の音量を感知して自動で録音開始してくれる
「VOR(Voice Operated Recording)」機能なんていうのもあります。
スマートフォンとの連携でさらに快適に
リモコンの他に、もっと視認性良く操作をしたい場合は、スマートフォンを使うこともできます。
Bluetoothでペアリングして、専用のアプリを立ち上げます。
リモコンと同じ操作を、見やすく快適に行うことができます。
録音のメーターもリアルタイムに表示されて、非常にかっこいい。イマドキのガジェットですね。
言ってしまえば、これがあれば小さいリモコンを持っていく必要もないのかもしれません。
・恋するデジガジェレビュアー/ウェブライター(ロマン派)
・テキストだけで臭ってきそうな臭いセリフ回しでトリセツライターデヴュー・男・デブ・得意分野はデジモノ・カメラ・電子楽器。・よろしくお願いします。