【レビュー】

モバイルモニターThinkVision M14

2020.04.12
トリセツ編集部/荻窪圭
ThinkVision M14トップ画像
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非常事態宣言が発令されましたが、30年以上自宅で仕事をしているのでそもそもテレワークでそもそも外出をあまりしない荻窪圭です。まあ、外出しなきゃならない仕事(街歩き講座の講師とか……ロケとか)がなくなって困ってはいるわけですが、世の中には急にテレワークだWeb会議だといわれてバタバタしてる人も多いようです。

そんな人におすすめなのが、最近にわかに人気のモバイルモニター。

持ち歩けるセカンドモニターとして開発されたコンパクトで薄くて軽いモニターです。これ、自宅で使うのにもよいのです。

ThinkVision M14
中央にあるのがThinkVision M14。左にあるMacBook Proにつながっています。
右のiPadも合わせればトリプルモニター。

多くの人は家でノートPCを使っていると思います。テレワークでパソコンを開いても、Web会議をしながらパソコンで作業をするにはウインドウを切り替えながら作業せねばならず、慣れてないと面倒。セカンドモニターをつないで、デュアルモニターにすると効率はぐんと上がりますが、そのために大きなモニターを用意するのは大変。

その点、モバイルモニターならコンパクトですし、必要な時だけつなげば済みます。





家庭内モバイルモニターのすすめ

実は我が家(といってもわたしではなくて、家でデザイナーをしてる妻が導入したのですが)では昨秋、モバイルモニターを一つ導入してすごく便利に使っているので、それを紹介したいと思うわけです。

それがレノボのThinkVision M14。コンパクトで軽いモバイルモニターでクオリティが高くて使い勝手がよさそうなものを探し、これに決定しました。レノボといえばThinkPadですが、Macにもつなげられます。

ThinkVision M14
iMacにモバイルモニターをつないでみました。薄くて軽いのでさっと設置できます。

こんな風に片方でカメラを使ってWeb会議をしながら(実際にはもっと大勢の顔が並びます)、右に置いたモバイルモニターでドキュメントを開いたり調べものをしたり……まあこっそり他のことをしたりできます。大きなモニターを一つ用意するより小さなモニターを二つ並べた方が効率がよかったりするんですよね。

ThinkVision M14
Web会議っぽいことをしてみた。MacBookでWeb会議しながら
モバイルモニターで調べものしたり書類作ったりできます。

ThinkVision M14は16:9で1920×1080(つまりフルHD)の解像度を持つ薄型軽量モニター。視野角が広いIPS液晶を採用していますからクッキリして見やすいのがよい点です。

重さは実測で605g。

ThinkVision M14
実測で605g。片手でひょいと持てます。

しかもつなぐケーブルは1本。

本体にはUSB Type-Cのコネクタが両側にあるだけで、それで電源も映像信号のやりとりも賄いますから接続はめちゃくちゃ簡単。

ただし、条件は2つ。

ひとつはパソコン側がUSB Type-Cでの映像出力に対応しているか。我が家はMac中心ですが、最近のMacはThunderbolt 3という規格で映像信号に対応しており、ThinkVision M14でもちゃんと使えます。

もうひとつはケーブル。USB Type-C to Cケーブルでも映像出力に対応していないものもあるので要確認です。Apple系の場合はThunderbolt 3ケーブルを使えばよいでしょう。もちろんディスプレイに付属するケーブルも使えます。

ThinkVision M14
側面にUSB Type-C端子。そこにThunderblot 3ケーブルをつないで
iMacとデュアルディスプレイしている図。
電源ボタンとケンジントンロックもついています。

基本的に繋いで電源を入れたらそれですぐ映ります。

iMacの前に上下配列で置き、ウインドウを動かしてみました。このようにデュアルディスプレイになっているのがわかります。

ThinkVision M14
iMacからモバイルモニターへウインドウをドラッグしているの図。

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荻窪圭
【デジカメライター 荻窪圭】

老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。
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