【レビュー】

前代未聞!合体アクションカメラ「Insta360 ONE R」

2020.04.05
トリセツ編集部/荻窪圭
  • シェア

  • ツイート

  • Pin

  • ブックマーク

  • Pocket



スマホと連携して使っても手持ちで自由に撮ってもOK。

では普通にカメラの話。

電源とシャッター以外はタッチパネルでの操作です。こうすれば自撮りも簡単。

Insta360 ONE R
広角カメラで自撮りの図。
Insta360 ONE R
ビューティーパターンをかけてみました。肌や階調が滑らかになります。

完成。ビューティーパターンを強めにかけたのも一緒においてきます。

モデル:長谷川実紗
モデル:長谷川実紗zoom
photo-beauty。モデル:長谷川実紗
photo-beauty。モデル:長谷川実紗zoom

ツインエディションの広角カメラは1200万画素で、クオリティとしてはそれほど高いものではありません。ミドルレンジのスマートフォンくらい。

4K動画を撮れるアクションカムがメインって感じですね。

ちゃんと楽しもうと思ったら、スマホとの連携となるでしょう。

360度カメラを付けてスマホにつないでみました。動画と静止画それぞれの画面をどうぞ。デフォルトは「動画」です。そこにもこのカメラの性格が出ていますね。

Insta360 ONE R
スマホからコントロールするのが簡単。これは動画時。
Insta360 ONE R
こちらは静止画。

で、こんな風に撮った360度写真から

Insta360 ONE R
360度自撮りしてるの図。

こんな写真を作れたりします。1枚の絵から2つのアングルを合体させてみました。

アプリで2つのアングルを合体させてみました
アプリで2つのアングルを合体させてみましたzoom




史上最高に遊べるアクションカムなのだった

Insta360 ONE Rはとにかく欲張りな合体メカ。

360度カメラと広角のアクションカメラを交換して好きな方を使えます。さらにオプションでより高画質な1インチの超広角カメラ(発売予定)も用意されています。

使っていて不満だったのがバッテリーの持ちですが、これもオプションでGoPro互換のマウントがついたバッテリーが発売予定となっています。いろいろと発売日未定になりがちな昨今ではありますが、システムアップしていけるアクションカメラという新ジャンルは要注目。

これでしか撮れない新しい動画作品がある、って強力ですよね。

にしても、360度カメラで世に出たInsta360社はいつしか360度カメラ&アクションカメラの会社になり、ここにきて両方を一度に楽しめる新ジャンルのカメラを作り出しました。

技術とアイデアと思い切りにあふれたこのユニークな会社から目が離せません。

この先、アクセサリやカメラユニットが増えて、いろんな作品を自在に撮れる合体メカならではのガジェットに進化していくことを期待しております。 どう撮るかはアイデア次第!


Insta360 Insta360 ONE R ツイン版 CINAKGP/A

Insta360 Insta360 ONE R ツイン版 CINAKGP/A
Insta360 Insta360 ONE R ツイン版 CINAKGP/A 参考価格:59,400円
詳細を見る
気になる
amazonで見る
rakutenで見る
※本文内の価格情報は編集部調べの参考価格です。
  • 1
  • 2
  • シェア

  • ツイート

  • Pin

  • ブックマーク

  • Pocket



今あなたにオススメの記事


荻窪圭
【デジカメライター 荻窪圭】

老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。
記事一覧を見る