1年ほど前、ロートルなiMacの内蔵HDDがお亡くなりになったのだが、修理に出すのも自前で交換するのも面倒なので、外付SSDをUSBにつないでそれを起動ドライブに使ってる荻窪圭です。
SSDって軽くて小さくて速くて電気食わないのでめちゃ楽。頭ではわかってたけど、「容量の割に高いのだよな」と躊躇していた自分が馬鹿だったと思います。
そのときあれこれ調べたのだけど、SSDって価格と速度にかなり差があるのですよね。だから安さと容量だけではなく、ちゃんと自分に合ったものを調べるのが大事。
今回、Samsungの最新ポータブルSSD「T7 Touch」を使う機会を得たので、どんなものなのか試させてもらいました。
その特徴は小さくて軽くて速くて頑丈でセキュア。まあ外付SSDに求められるものがすべてグレードアップしたものと思っていいでしょう。
薄くて軽いT7 Touch
本体は厚さが8mmで質量が58g。接続はUSB Type C端子です。製品にはType C - Type-Cと、Type C - Type Aの2本のケーブルが付属します。
今回使ったのは500GBモデルですが、さらに1TBと2TBもあります。ガチで使うなら1TBモデルくらいがいいかも。
色も今回のシルバーに加え、ブラックもあります。
T7 Touchは見たところ、普通のSSDですが、ひとつ違うのは指紋センサーがついているところ。指紋認証でロック解除が可能です。
SSDに入っている専用アプリ(macOSとWindows用。Android用はダウンロードして使う)が入っており、それをインストールすると、パスワードと指紋の登録ができます。
パスワードをセットしたT7 Touchをパソコンにつなぐと、自動的にアプリが起動してロック解除をしないとマウントできません。
データを入れたSSDを持ち歩く人には便利な機能です。
※本文内の価格情報は編集部調べの参考価格です。
老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。