「F6 Plus」の特徴
基本性能は「F6」とほぼ同じだが、いくつか「F6 Plus」特有の機能とインターフェースでの違いがある。
まず入出力だが、「F6 Plus」は4Kの入出力に対応しており、モニターに入ってきた4K映像を別の4Kモニターに出力することが可能となっている。ディスプレイはタッチパネル対応になり、ピンチイン・ピンチアウトが可能。より直感的な操作が可能となった。
そして一番の特徴は「3D LUT」機能だ。Log撮影時の眠たい映像にLUTを当てることで仕上がりイメージを確認しながら撮影ができる。
底面にSDカード挿入口があり、SDカードに入ってるLUTを読み込んでモニター映像に反映させることが可能。
本機にはデフォルトでいくつかのLUTが入っているが、私は富士フィルムのLUTを別途SDカードで読み込ませて使っている。
上4つがデフォルトで内蔵してるLUT(SONY S-Log、Panasonic V-Log)で、赤く囲った下5つがSDから読み込んだLUTとなっている。
左はLog撮影時の眠たい映像。そして右がF-Log用のLUTを当てた映像。映像にメリハリが出て仕上がりをイメージしやすい。
ちなみに、この映像自体はカメラに録画されているものではなく、あくまでもモニター上で見ている仮の映像であることはお忘れなく。
私は主にジンバル撮影で、Log撮影を使用する際に利用している。
FEELWORLD FW279の特徴
こちらも基本性能は「F6」と同様。画面サイズが一回り大きい7インチサイズとなっており、4Kの入出力にも対応。
最大の特徴は2200nitという圧倒的な高輝度。これだけ輝度があると屋外撮影でかなり役立つ。
他の2機種と比べて、圧倒的に映像が見やすくなっているのがおわかりいただけると思う。大画面&高輝度による視認性の良さが最大の売りになっているモデルだ。
まとめ
FEELWORLDの外部モニター3機種を比較しながら紹介してきた。
YouTube撮影時のモニタリングなら「F6」でも十分だろう。Log撮影を積極的におこなう方なら「F6 Plus」、屋外で第3者に映像を確認してもらいながら撮影をおこなう方には「FW279」がオススメだ。
それぞれの機種に特徴があるため、撮影シーン合わせて選べばよいだろう。
※本文内の価格情報は2020年2月18日時点でのAmazon.co.jpの価格です。
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トリセツ編集部 編集長。トリセツの広報としてプロモーション業務とメディア運営を手がける。また各方面でプロモーション、デザイン等の業務に携わっている。