【レビュー】

一度使うと手放せない生活密着型イヤホンAirPods Pro

2020.02.02
トリセツ編集部/荻窪圭
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耳からは落ちなくなった?

さて、わたしにとって一番大事だった「左耳からポロリと落ちちゃう」問題。

AirPods Proを使いはじめて2ヶ月ほどですが、まだ一度も落としていません。素晴らしい。わたしの左耳穴の形状がよくないのか左側だけちょっと不安定ではありますが、それは個人的な問題。

イヤホンから飛び出てる、いわゆる「うどん」部分が短くなったため、ひっかけにくくなったのもあるでしょう。

AirPods Pro
左がAirPods Pro。右が初代AIrPods。
形状が大きく変わったほか、耳からぶら下がる部分が短くなっています。

今回はSML3種類のイヤーチップが用意されていて、きちんと押し込むことができるので、安定性は抜群に上がっています。

どんな耳にも合う、ということはないでしょうが、たいていの人は大丈夫かと思います。標準AirPodsでは耳への収まりが悪くて気になる、身体を動かしていると落ちるんじゃないか、と思っていた人でも今回のAirPods Proならいけるかも。サードパーティからいろんな耳に合わせたイヤーチップが出てきたら面白いな、とも思います。

AirPods Pro
製品にはM、交換用にSとLがついてきます。わたしは片方にS、片方にMを付けたら安定しました。

ちなみにわたしは左右で違うサイズのイヤーチップをつけることで安定しました。

もうひとつは、ワイヤレスチャージですね。

ケースがQi対応してますから、Lightningに加えて、Qi対応でチャージできます。

AirPods Pro
Qi対応のモバイルバッテリーがあれば安心。

最後になりましたが、ノイズキャンセリング性能や音質は……まあ、このクラスのイヤホンとしての合格点はしっかりあると思います。こればかりはいろいろと聞き比べたわけではないのでなんともいえませんが、少なくともAirPodsよりはしっかりと鳴ってくれますから不満はありません。

つまるところ、AirPods Proの優位点は音質やノイズキャンセル性能よりも、「耳に入れたら自動的に切り替わり」「耳から外したら接続が切れて再生も止まる」という日常の動作ときっちり連動してくれる快適さと、動作音取り込みモードの便利さ。

この2つに尽きます。

おかげで、他にどんなに音質がいいイヤホンが出てきたとしても、上記2つで上回る快適さをもたらしてくれない限り、乗り換えることはないでしょう。

AirPods Pro

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荻窪圭
【デジカメライター 荻窪圭】

老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。
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