洗濯とすすぎはできるが脱水は不可
電源が確保でき、給水と排水ができる場所でないと使えないので、お風呂場に移動しました。
家によってはキッチン、ベランダ、玄関など条件さえ整っていれば簡単にどこでも設置できます。
給水ホースの先端はこのような形になっており、内径が18㎜です。あくまでも簡易的なホースなので、蛇口につけながら手で支えておく必要がありました。
しかし後で説明しますが、給水ホースを経由するとどうしても水を溜めるのに時間がかかるので、蛇口から直接水を入れるかバケツで注ぐのがおすすめです。
排水ホースの先端は、洗濯中に床に下がって勝手に排水されないよう、上向きにしながらこのようなフックで固定しておきます。
さっそく洗うものを洗濯機内に放り込んでいきます。
洗濯量は最大3㎏までです。3㎏というと長袖のワイシャツで5枚、半袖シャツなら10枚、バスタオルで3枚くらい。
見た目よりもわりと入りますが、パンパンに入れるよりは少し余裕を持っておいたほうが洗浄効率もよいです。
蛇口から給水ホースを経由して水を溜めています。
中の水量はMとHのラインがあり、それぞれ10Lと18Lです。洗濯量が多いときや厚手のものを洗濯するときはHのラインまで水を溜めます。
洗濯物を入れ、水が溜まったら洗剤を入れる。ここまでは一般的な自動洗濯機と変わりませんね。
そしてタイマーをひねると洗濯槽のモーターが回り始めます。
目安は9分程度で、汚れが多いときは15分稼働させます。
洗濯中は水がはねるので蓋を閉めておきます。
コンパクトなサイズですが洗浄力は普通の洗濯機とそう変わらず、右巻き左巻きと強力な回転モーターが水流を作り繊維の中の汚れを落とします。
しっかりと洗浄できていました。
脱水工程がないので動作音は比較的静かだと思います。
そして自動洗濯ではないので、これから1~3回程度すすぎをします。洗剤を入れすぎるとすすぎを何度も繰り返さないといけないので、規定量は必ず守るようにしましょう。
排水ホースを下げると水が流れるようになっています。
すすぎがすべて終わったら自分で絞って脱水しました。
大切な服や、しわになりやすいワイシャツなどは脱水がちょっと厳しいかもしれません。
雑巾、タオル、ベビー服、ペット服など別洗いのほうが都合がよく、ごしごし洗っても大丈夫なものに適しているなと感じました。
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コーヒーとカメラが好きなブロガー。作家を目指して日々、好きなことと新しいことを楽しんでいます。将来の夢はアルパカを飼うことです。