搭載カメラの迫力映像が手元のデバイスに映り、戦車ロボットに乗っている感覚に!
RoboMasterS1は、専用アプリのRoboMaster(iOS・Android・Windows OS対応)をダウンロードしたタブレットやスマホを、コントローラーとして使用します。実際に動かしてみると、RoboMasterS1に搭載されたカメラの映像が手元のタブレットに映り、まるで自分が戦車のコックピットに乗り込んでいるような臨場感と迫力があります。
ここで気づいたのが、映像のなめらかさ。インテリジェントコントローラーと、FPVカメラ、ブラスターを支えるジンバル(回転台)は、540°×65°と可動域が広く、FPVカメラには広い視野が備わっています。通常、これだけの速度で動くロボットに搭載されたカメラであれば、もっと映像がブレブレになりそうなものですが、DJIがドローン開発で培ったノウハウによって、滑らかな映像伝送と精密制御を実現しています。
さっそくソロでも楽しめる、FPVカメラ搭載ならではのゲームを紹介しましょう。
FPVカメラでビジョンマーカーを認識&シューティング!人認証の追跡モードで子どもが逃げ回る
数字/文字/特殊文字などが描かれた、44種類のビジョンマーカーを部屋のあちこちに置き、シューティングするゲームです。基本操作は、進みたいときには左ボタンを、方向を変えたいときには右ボタンと左右にあるボタンを操り、ビジョンマーカーを探し出します。
RoboMasterS1に搭載されたFPVカメラがビジョンマーカーを認識したら、シューティング!
先ほどご紹介した通り、ゲル弾を発射することもできるのですが、至近距離で当たると案外痛い上、ゲル弾は指で押しつぶせるほどの柔らかさなので、つぶれた破片を集めて掃除をするのは大変…ということで、ゲル弾は装填していません。
それでも、緑色に光る赤外線レーダーと刺激的な発射音に、子どもたちは大興奮!ここでは、Splatoonにハマる平成生まれの少年にゲームに挑戦してもらったのですが、さすがアクションシューティングに慣れているだけあり、基本操作に慣れるのもあっという間。興奮する子ども達の妨害をすいすいとかわし、ビジョンマーカーをシューティングしていきました。
ちなみにRoboMasterS1には、高度コンピュータービジョン技術による人認識機能も搭載されています。コントローラーの画面上で選択した人を識別し、追跡できるので、狙われた子どもの後を追いかけていきました。
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主婦目線でコスパのいい家電探しが大好きなアラサー。家電屋の近くを通りかかると店内に吸い込まれがち。好奇心旺盛で、新作はとりあえず触ってみたい人。