残量が%表示されるのがすばらしい
PowerPlus 5でうれしいのは、バッテリーの残量が%表示されること。
従来のモバイルバッテリーは3段階から5段階のインジケータだけでしたから、数字でちゃんと%表示してくれると安心です。
あとどのくらい残っているかは重要ですからね。
で、モバイルバッテリーですが、もちろんモバイルバッテリー本体も充電しなきゃ使えません。
当たり前ですね。
バッテリー本体の充電は従来のUSB充電器(ACアダプター)をそのまま使えます。Power Plus 5の充電用端子はUSB-C端子(充電も給電もここで行う)ですから、USB AとCのケーブルがあれば従来のUSB充電器でOKです。
ただ、モバイルバッテリーの充電にかかる時間も短くしたい、というひとは「USB PD」対応のUSB充電器(ACアダプタ−)を買うとより幸せになれるかと思います。
その方がはやく充電できるからです。
USB PD充電器60Wで高速充電
そこで今回用意したのが、同じくCheeroのバリバリの新製品「USB-C PD CHARGER 60W」。
60Wというのは最大出力。これ以外に一回り小ぶりな45Wのタイプもありますが、今回は新製品ということでこちらを。
旅行時にも持って行きやすいよう、電源プラグは折りたたみ式です。
これ、USB-C端子がひとつだけのシンプルなUSB PD充電器で、出力が60WなのでMacBook Proでもイケます。ちなみに、MacBook Pro 13インチに付属するACアダプタが61W、MacBook Pro 15インチに付属するものが75Wです。60Wだと13インチにぴったりのパワーです。
USB PDの規格はちょいとややこしいので詳しくは触れませんが、18Wと出力が小さめのPower Plus 5では給電できないものでも60Wあれば余裕です。
モバイルバッテリーやiPhoneを充電するためだけに買うのはもったいないので、もっといろんなものを充電するのに使うとよいかと思います。
たとえば、オリンパスのE-M1XはUSB PDの「9V/3A」に出力が対応していれば(Power Plus 5ではギリギリ足りなかった)、給電しながらの撮影もできます。
で、将来、USB端子はUSB-Cに徐々に統一され、USB電源もUSB PD規格になっていくことが予想されるので、今買うなら対応したものがよいでしょう。
モバイルバッテリーはスマートフォンのバッテリーと同じで使っているうちに劣化して容量が減っていきます。まあ4年5年と使っていると「あれ? 以前に比べてバッテリーの減りが早い」と感じ始めるはず。そうなったら買い換え時。
今回のセットはこの3つ。ちゃんとUSB PD規格に準拠した製品ならこの組み合わせでなくてもOKですが、cheeroで揃えてみました。
iPhoneに限らず、Androidでもタブレットでも、イマドキのモバイル機器は電力を消費しますから、外出時によくバッテリーが足りなくなる人や旅行や出張がある人はモバイルバッテリーを新しくしてより快適なモバイルライフを送るのも一興かと存じます。
※本文内の価格情報は2019年6月18日時点でのAmazon.co.jpの価格です。
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老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。