iX1500はいろんなサイズの紙をスキャンできる
続いて気になるのはスキャンできる紙のサイズ。
名刺サイズからA3までと書きましたが、スキャナ自体は写真を見てもわかるとおりA4サイズ用です。A4サイズの紙を縦に挿入します。
名刺やカードをスキャンするときは、なんと名刺とレシート用のガイドが付属します。
これがあれば、名刺やカードをそこにセットすればいいので簡単。
B5やA4は特にコメントする必要はないですね。両面スキャンですし、カラー白黒は自動判別ですし、自動的に縦横の補正もしてくれますし、白紙は自動的に無視してくれますから(裏写りや折り目があると白紙と認識されないこともありますが)、使う側が特に考える必要はありません。
ここで特筆したいのは「A3」。
A4のスキャナでA3の紙をスキャンするにはどうするか。今までは二つに折りたたんで、「キャリアシート」に挟んでスキャンする必要がありました。しかし、iX1500は普通に「A3の紙を二つに折ってスキャンする」だけで自動的に表裏をつないで、A3サイズを作ってくれるのです。
これはすごい。
紙送り機構が進化して、「二つ折り」状態でもきちんと紙を送れるようになったせいだと思うのですが、おかげでA3サイズの紙のスキャンがはかどります。
完璧とは言えない部分もありますが、これは素晴らしい。
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老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。