こんにちは、最近ピアノにはまっているトリセツライターの谷口有威です。ピアノといっても弾くのではなく、聴くのにはまっています。
ところでみなさんは音楽、どんなときに聴きますか?
通勤通学、仕事や勉強中、リラックスタイム、運動をするとき...。
はい出ました、今回は運動するときに音楽を聴くことに特化したワイヤレスイヤホンを紹介します。
Jaybird RUN
最近ワイヤレスイヤホンがとても流行っていますよね。
AppleがAirPodsを販売したことをきっかけに、一気にワイヤレスイヤホンの市場が拡大していったような印象です。
他社製品に負けぬよう各社がしのぎを削る中あらわれたのが、Jaybirdの「RUN」です。その名の通りランナー向けに開発されたワイヤレスイヤホンです。
Jaybirdでは2006年からワイヤレスイヤホンの開発を進めていたようですが、満を持して登場したのがこのRUNというわけですね。
さっそく開封していきます。シックでマットな落ち着いた黒基調からあふれんばかりの高級感がただよいます。3年ほど愛用している僕のきしめんのようなイヤホンとは雲泥の差です。
コロッとした卵型のかわいらしいケースは、イヤホンのモバイルバッテリーも兼ねています。
イヤホンのデザインもクールでおしゃれですよね。ちなみにカラーは、イヤホンのロゴマーク部分がホワイトかブラックの2種です。写真はホワイトなので、メリハリのあるスタイリッシュさが良いです。ブラックの方も「洗練された大人なデザイン」という感じで良かったですよ。
本体以外の内容物です。小袋はイヤーピースをまとめておくのに便利ですが、残念ながらイヤホンケースはギリギリ入らないサイズでした 後ほど細かく見ていきますが、イヤーピースの形状が豊富なところからもフィット感に力を入れていることが分かります。
あとは簡単な説明書、ロゴ入りステッカー。これで全部です。
イヤホンの装着感はどうか
ケースからイヤホンを取り出すと自動的にBluetoothのペアリング待機状態になります。
イヤホンから英語で「Jaybirdのイヤホンと接続してね」という意味の音声が流れているので、スマホやオーディオプレーヤーから接続をします。
※Bluetoothバージョン:4.1
イヤホンを装着したイメージがこのようになっています。
ぴったりとフィットする装着感があります。耳甲介艇とよばれる耳の窪みのような部位にイヤホンのフックがはまっています。
これによってアスリートの激しい運動などにも耐えうるフィット感が実現されるわけですね。また気密性にも優れ、より音楽の世界に没入できます。
イヤーピースとイヤーフックは本体に元々付いているものを含めて、それぞれ4種類あります。
イヤーフックがうまくかからない人もいるので、突起がないタイプのものもありますね。
イヤーフックには小さくLとRの文字が刻印されているので、左右を取り違えることもないかと思います。
生体認証で使われることがあるくらい耳の形は人それぞれなので、カスタマイズ性が高いのはありがたいですね。
「パーツの取り換えも簡単にできるので、自分の耳の形状に合わせて自由に組み合わせることができます。
充電について
ワイヤレスなので、充電は重要なチェックポイントになりますね。
常に持ち歩くイヤホンだけに、どれくらいの時間使えるのかは気になるところです。
イヤホン本体は専用ケースに収納することで、端子がはまり充電される仕組み。ケースはUSBケーブルで電源から充電します。
イヤホンは2時間でフル充電します。ただ、このイヤホンの大きな魅力になっている「急速充電」は、わずか5分で1時間の再生を可能にしてくれます。
とりあえず間に合わせの分だけ充電しておくということができるわけです。出かける直前、肝心の充電が空だった、なんてときに心強いですよね。
充電ケースも大きいものではないので、持ち歩きには不便がなさそうです。
さっそくイヤホンを装着して走ってみた
ジョギングなんて3~4年ぶりくらいですが、さっそく5分充電して走りに行きました。
久々のランニングと花粉症のせいでしかめっ面がすごいですね。次の日はしっかり筋肉痛になりました。運動不足やばいです(笑)
ランニング中に使用してみた感想は「とにかく走りやすい」でした。やはりワイヤレスのおかげで走ること、音楽を聴くことのどちらにも集中することができます。耳によくフィットする装着感もその快適性に一役買っているのでしょう。
イヤホンのコードが走る振動ではねたり、オーディオプレーヤーから外れたりするのを気にする必要がなくなります。
まったくストレスフリーな状態で走ることができました。
防汗+耐水の安心感
走れば当然汗をかきますよね。汗には酸や塩分、皮脂など水にはない成分も含まれています。
RANには「疎水性ナノコーティング」という技術により、防水よりも厳しい基準の防汗処理が施されています。
ざっくりいうと、超細かい分子構造のフッ素樹脂であらゆるものからバリアするよ、という感じです。たくさん汗をかくシーンで使用されることを想定されているだけあり、水分に対するタフな性能には安心します。
雨や泥はもちろん、イヤホンを着けたまま顔を洗っても大丈夫です
個人的には雨の日を気にしなくていいのが嬉しいポイントですね。
なぜ音楽を聴きながら走るのか
僕も学生でスポーツをやっているころなどは、音楽を聴きながら走っていました。
重低音がずんずんにきいたアドレナリンがドバドバ出るようなロックやパンクを聴きながら走るのは爽快ですよね。
そういったモチベーションの観点から音楽を聴きながら走る人は多いと思います。その他にもJaybirdはホームページでいくつかの利点をあげています。
パフォーマンスの向上音楽のヒアリングによって、自然と体に必要な酸素量を抑えるということ。
苦痛の緩和長時間走ることの苦痛を和らげ、より激しく運動することができること。
エネルギーの使用エネルギーをより効率的に使えるということ。
実際にここまでの恩恵が感じとれたら最高ですよね!
通話もできる
もちろんハンズフリーとして通話をすることもできます。受話、終話、着信拒否がイヤホンのボタンひとつで済ませることができます。
ちなみに通話が始まると自動的に左側の音量がOFFになり、右側のみの音声になります。左耳から外界の音が聞こえるので、ハンズフリー通話特有の声が大きくなる現象を防げます。自分の声が聞こえないとどうしても声量が大きくなるんですよね(笑)
気になる音質はどうか?
かなり後回しになりましたが ようやく音質に関する話です。それだけ音以外の魅力があったということですね。
まず聴いてみた最初の印象が「思ったよりも音が軽いかな...」という微妙な評価でした。
2万円以上する高価なイヤホンだと、もうちょっと音に厚みがあるかなと思ったのですが。しかし心配はありませんでした。このイヤホンは専用のアプリ「Jaybird MySound」で自由に音をコントロールできるのです。
このアプリを使用することで「RUN」の能力を最大限発揮することができます。
アプリをインストールしたら、メールアドレス、Facebook、Google、Spotifyのどれかでログインします。
Spotifyのアカウントを作っておきログインするのがおすすめです。
こちらがアプリのトップ画面ですが、すでにいくつかの音質がプリセットされています。
好きなものを選んでもいいし、より自分の好みに合わせてカスタマイズをしていくのもありです。音質の結論としては、とても良いです。正確に言うと「自分好みの音にできる」ですね。
僕は厚みのある重低音でロックを聴いています。
アプリでできること
実はこのアプリでできることは音のカスタマイズだけではないのです。それが先ほどSpotifyでログインすることをおすすめした理由です。
ちなみにSpotifyというのは定額制の音楽アプリです。日本で配信され始めたのが2016年なのでまだ馴染みのない人も多いかもしれません。 無料のコースも用意されています。
JaybirdのアプリではSpotifyと連携して、あらゆるシーンに最適なプレイリストを楽しむことができるのです。
気分に合わせた音楽のセレクトや、まだ知らなかった新たな音楽との出会いがあるかもしれません。
そのほかにもアプリからイヤホンのボタン割り当て、イヤホン紛失時の探索機能など、RUNの性能をぐんと拡張できるので絶対に活用していきたいですね。
まとめ
スポーツワイヤレスイヤホン Jaybird RUN はいかがでしょうか。音質も良く防水対策がしっかりしている点から、音楽とスポーツを愛する方にオススメです。個人的には決してスポーツシーンだけでなく、普段使いもできるイヤホンだと思いました。
僕が唯一気になったのは、このイヤホンでYouTubeを見ていたときのこと。映像よりも音声が若干遅れてくるので、まるでいっこく堂のさんの「声が遅れて聞こえてくるよ」になってしまいます。
でもこれはBluetoothという特性上仕方ないですね。動画などの映像コンテンツには向かないですが、音楽を聴く用途であれば最高のアイテムになってくれます。
タフで、フィット感抜群、音質も自由にコントロールできる機能性抜群のRUNの紹介でした。[提供:Jaybird]